究極のラグジュアリーサファリの
醍醐味とは?

 2つめのキャンプ「ブンブラ・プレインズ」ではさらなる驚きが待機していた。まずコテージがラグジュアリーでのけぞる。三方に大きく採られた窓からは、光とサバンナの風景が堪能できる素晴らしさだ。

 で、ラグジュアリーではあるもののエコシステム完備で、地域還元、野生生物保護の「ウィルダネス・サファリ」の理念は徹底されている。

 「広大な空間、手つかずの生態系、野生生物の永遠の営みという得がたい体験ができる特権こそ、本物のラグジュアリー」というこの会社の考え、とてもカッコヨイと思う。

 メインイベントのサファリはというと。ここ「オカバンゴ・デルタ」はアフリカ屈指のサファリが楽しめる、世界最大のオアシス。動物の種類も多種多様なら、その数も驚くほど多い。

 カラハリでは遭遇していないキリン、象、シマウマ、カバ……水辺という景色の違いもあり、これまた息つく暇もないアメージングな世界が展開される。

 夕刻、遠くにライオンの咆哮が聞こえた。素人にも違いがわかる太くて低いどこか乾いた鳴き声。ライオン兄弟が連絡しあっている。ちなみにその咆哮は約8キロ四方に及ぶとか。

 サファリ以外にも楽しみがあって、ここ「ブンブラ・プレインズ」に限らずほかのキャンプもだが、食事がとてもおいしい。

 インターナショナルなメニューで、パスタもあれば生春巻きもあるという感じ。驚きのサファリにくわえての美味と洗練されたコテージに満たされると、Wi-Fiどころか電話すらつながらないという不便を忘れて、完全な“非日常”を満喫できる。

2019.03.17(日)
文・撮影=大沢さつき