必ずチェックしたい
3つの美食アドレス

 ホテル内には、3つのレストランがあります。

 シグネチャーオールデイダイニングの「カフェ グレイ デラックス(Café Gray Deluxe)」、様々なテイストの中華が味わえる予約必須のレストラン「随堂里(Sui Tang Li)」、モダンイタリアンの「フラスカ(FRASCA)」です。

●カフェ グレイ デラックス

 ニューヨークを拠点とする有名シェフ、グレイ・クンツ氏が手がけるオールデイダイニング。香港のザ アッパーハウスでおなじみの人気レストランが上海にも上陸しました。

 高さのある天井に、オープンキッチン、ポーセリンをモチーフにしたアートが飾られた室内の他、広々としたテラス席も構えています。

 ランチやディナーはもちろん、朝食やお買い物の合間の休憩、バー利用などあらゆるシーンにぴったりです。

●随堂里

 レジデンス棟の一角に、レストランのロゴや看板は出さずにダイニングスペースを構えている随堂里。

 「幸せ、自由、リラックス」の意味から成るこの店は、オープンから1年経たずして、すでに予約必須のレストランです。

 手がけるのは上海の一つ星レストラン「雍頤庭/Yong Yi Ting」のスーシェフを務めていた、上海人シェフのトニー・イェ氏。ここで提供される料理は、上海、四川、広東各地のさまざまな味にモダンなひねりを加えた中華料理です。

 見た目の美しさや日々進化し続けるメニューを求めて、ホテルの宿泊ゲスト以外も訪れる価値があります。

●フラスカ

 イタリア人マリーノ・アントニオ氏がシェフを務める、伝統あるイタリアの味を提供する料理店です。

 香港の三つ星イタリアンレストラン「8 1/2 Otto e Mezzo BOMBANA」でアイディアの創作修業に励んだのち、彼が開発したのがローマの伝統ピザに代わるピンサ(Pinsa)。

 健康志向にも嬉しいグルテンフリーの生地で作られていて、持ち帰りもできるため、ぜひ気軽に試してみたい一品です。

 現在、マリーノ氏をシェフとして迎えた記念に、新しい週末限定ブランチを198RMBで提供しています。

 2019年秋には北京の姉妹ホテル、ザ オポジットハウス内にもオープン予定です。

文=ミシェル