繊細な味わいと心浮きたつ演出
カミュを彩るサプライズの数々!

 まずは森崎さんがボルドーにてゲストバーテンディングをした際、振る舞ったオリジナルカクテル「みのり」を。柚の香りが大好評だったとか。そうでしょうとも。口に含んだ途端ぶわっと広がる爽やかな香り。飲みやすく何杯でも進むので、ある意味危険!?

「日本らしさを出そうと思って考えたカクテルなんです。名前も日本を意識して『カブキソウル』になりかけましたが、違う気がするとギリギリで思いとどまりました(笑)」

 確かにこの優しい味わいは「みのり」のほうが合いますよね。しかし「カブキソウル」も飲んでみたい。新作お待ちしております。イヨーッ、森崎屋!

 さて、次はGEO氏のカクテルを。お客様から歓声が上がっていた「THE BLACKSMITH」がとにかく気になる。えっ、今垂らしたのはトリュフオイル? 全然味の想像がつかない!

「香りの饗宴ですよ」

 カウンターに座る、エキゾチック美女が一口飲んでニッコリ。こりゃ楽しみだと注文すると、GEO氏がスマホのライトをグラスの下から照らしてくれる名演出。トリュフオイルがキラキラ、金粉もキラキラ。

 美しいだけではないんです。飲んですぐに広がるファーストインパクトは清々しいけれど、後味はガツンと濃厚。カクテル名「THE BLACKSMITH(鍛冶屋)」に納得!

 ああ、今日はなんだかすごくいろんな方向からカミュを楽しんでいる気がする! これなんだなあ、バーで飲む醍醐味って。

 バーテンダーの指の端まで神経をピンと通したパフォーマンスは見た目に麗しくショーのよう。しかもカミュに思わぬ素材を合わせたカクテルの味わいは、プロだからこそできるバランス。

 バーで隣合った方と、「カミュ」を合言葉に、お互いのカクテルの感想を言い合いながら「私も次それにしようかな」と自然に会話が弾みます。

 のんびり家飲みを楽しむのもいいけれど、お酒を楽しむ環境がトコトン整ったバーという空間で、贅沢なひと時を過ごすのもおおいにアリ。嫌なことなんて全部忘れてしまいましたから!

田中 稲(たなか いね)

大阪の編集プロダクション・オフィステイクオーに所属し『刑事ドラマ・ミステリーがよくわかる警察入門』(実業之日本社)など多数に執筆参加。個人では昭和歌謡・ドラマ、都市伝説、世代研究、紅白歌合戦を中心に執筆する日々。著書に『昭和歌謡 出る単 1008語』(誠文堂新光社)など。
●オフィステイクオー http://www.take-o.net/

アサヒビール

フリーダイヤル 0120-011-121
https://www.asahibeer.co.jp/

2018.12.17(月)
取材・文=田中 稲
撮影=釜谷洋史

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