◆秋刀魚の蒲焼き弁当

○秋刀魚の蒲焼き

■材料(2人分)

・秋刀魚の開きまたは3枚おろし:2尾分
・小麦粉:適量
・油:大さじ1

[A]
・赤ワイン:大さじ2
・みりん:大さじ1
・しょうゆ:大さじ1

■つくり方

(1) 秋刀魚は、開きか3枚おろしにしたものを用意し、表面の水分をキッチンペーパーで拭き取り、小麦粉をまぶす。

(2) フライパンに油をひき、弱めの中火で両面を焼く。

(3) [A]を混ぜ合わせたものを加えて全体に絡めながら煮詰めてでき上がり。

ワンポイント

ごはんに秋刀魚の蒲焼きをのせる際は、ごはんの上にかつお節をしくのがオススメ。かつお節が蒲焼きの煮汁を吸って、ごはんがワンランクアップ!

○ほうれん草のおかかあえ

■材料

・ほうれん草:1/2袋
・かつお節:2g
・しょうゆ:小さじ1~2
・ごま油:少々

■つくり方

(1) フライパンか鍋に湯を沸かし、塩小さじ1(分量外)を入れ、ほうれん草をゆでる。はじめに根元の方を20秒ほど湯につけ、続いて全体を湯に沈めて1分ほどゆでる。冷水に取り、粗熱が取れたら水気をよく絞り、5cmの長さに切る。

(2) ボウルにほうれん草を入れて、しょうゆ、塩(分量外)、ごま油、かつお節をよくあえる。しょうゆははじめに小さじ1程度入れて、味見をしながら調整していく。

マツーラユタカ(つむぎや)

物書き料理家。金子健一とともにフードユニット「つむぎや」として活動。“食を通して人と人、満ち足りたココロをつむいでいく”をモットーに、書籍や雑誌、イベントなどで創作和食を提案。地元である山形県鶴岡市など、ご縁ができた土地の風を運ぶ活動にも力を入れている。最新刊「お昼が一番楽しみになるお弁当」(すばる舎)が好評発売中。

Column

マツーラユタカの
がんばらないマイ弁当

自分のためのお弁当だから、人目を気にせず、気の向くままに。好きなものだけを詰め込んだっていいし、おかず2品だってもちろんOK! もっと自由に、もっと楽ちんに。つむぎやのマツーラユタカさんが、気軽に作れるお弁当レシピを考案してくれました。

2018.10.26(金)
文=マツーラユタカ(つむぎや)
撮影=平松市聖