泳いでいる人も!
湖のほとりをのんびり散策

 お花に見とれながら歩いていくうちに、あっという間に標高1,578メートルの湖に到着。きらめく湖面が見えてくると気持ちが上がります! 

 黄色のパラソルが目印のベルグホテル(山岳ホテル)。このレストランで休憩します。

 ここには2回ほど泊まったことがありますが、木で作られたシンプルで可愛らしいお部屋にはシャワーも完備。お天気に恵まれれば、ブリュームリスアルプホルンの朝焼けと湖が最高に美しいです!

 豚肉のソーセージと温野菜とパスタのランチ。ソーセージは塩味、マスタードをつけて食べると酸味が加わり相性がよかったです。ホームメイドのバニラとイチゴのミックスソフトも美味しかった!

ソーセージはとってもジューシー。ビールに合う!

 食後に湖へ散策に行くと、湖畔に牛が! まだ若くて毛並みも柔らかそう。なんだか不思議な景色。ぽかぽか暖かく、のんびり気持ちよさそうに、うとうと日向ぼっこ。

牛はなんと1日に約80リットルの水を飲むそう。

 水は冷たいけれど泳ぐ人もいました。スイスには海がないので山上湖などの湖で短い夏を楽しみます。エメラルドグリーンの湖が太陽の光に反射して、キラキラと光るのが神秘的。

対面が崖になっており、湖畔を一周することはできません。

 ゴンドラで村まで下りて、メインストリートにあるお気に入りのチーズ屋さん「ハリ」へ。1936年に建てられ、牛の絵が描かれています。家族経営のお店で50年の歴史があるそう。

カンデルシュテークに来ると必ず立ち寄る場所。
たくさんのチーズが並ぶ。緑のラベルがここで作られているオリジナルプロダクト。

 大好きなアルプケーゼ(山のチーズ)を購入。1年ものは柔らかくミルクの味が美味しい。2年ものは少し硬く、より濃厚な味わいに。3年ものはもっと硬くなりホーベルケーゼといって、薄く削りお酒のおつまみとしてパリパリいただきます。

アルプケーゼは一番クセがなく食べやすい。

 新鮮な地元産の卵も売られています。大量飼育ではなく、外で元気に走り回ったストレスの少ない鶏から生まれた卵です。

割ると黄身がプルプル。
カラフルなゆで卵、70ラッペン(0.7スイスフラン)。ハイキング前に購入すればピクニックランチやおやつに最適!

 ホームメイドのヨーグルト。18種類もあります。今日は一番好きなアプリコットが品切れで残念。マロンは冬のみの限定。500gのガラス瓶はデポジット1スイスフランがかかり、返却時にお金が戻ってくる仕組み。

 フルーツ味が2.2スイスフラン、プレーンが1.8スイスフラン。食べきりサイズの180gはフルーツ味が1スイスフラン、プレーンが85ラッペン(0.85フラン)。

本日は500gのレモンとブルーベリーを購入。レモンはレアチーズのような味で美味しかった!

 ツェルマットやグリンデルワルト、サンモリッツなど有名な山岳観光地も素敵ですが、ここではもっと静かでのどかなスイスを楽しむことができます。山上湖とブリュームリスアルプホルンに癒される贅沢な時間がおすすめです!

ベルグホテル、レストラン、ゴンドラ情報

https://www.oeschinensee.ch/en/
※ゴンドラの2018年サマーシーズンの営業は、10月21日まで。2018~19年ウィンターシーズンの営業は、2018年12月22日~2019年3月17日

チーズショップ「ハリ」

所在地 Bahnhofstrasse 5, 3718 Kandersteg
電話番号 033-675-1259

西村志津(にしむら しづ)

山に魅せられ、日本山岳ガイド協会認定の登山ガイドとなる。2012年の結婚を機にスイスへ移住。コーディネーターやハイキング・スキーガイドとしてスイスと日本の架け橋になる活動に努める。一方で心と身体の健康を伝えるべくヨガインストラクターとしての一面も持つ。現在、子育てにも奮闘中。共訳書に『マッターホルン最前線』(東京新聞出版局)。

Column

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文・撮影=西村志津