初めての現場で
五島列島に2カ月滞在

――14年には、映画『くちびるに歌を』に参加し、ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーとなります。この頃は、まだ愛知から通っていたわけですよね。

 事務所に所属した後もまだ実家にいましたし、月に1回大阪や東京に来て、ダンスや演技のレッスンをしていた程度だったので、かなり普通に高校生活を送っていたんです。サッカー部でしたし。それで『くちびるに歌を』のオーディションに受かったことを機に、本格的に役者として活動を始めることになったんです。それきっかけで、「M!LK」のオーディションも受けることになりました。

――14年には、映画『くちびるに歌に』に参加し、ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーとなります。この頃は、まだ愛知から通っていたわけですよね?

 事務所に所属した後もまだ実家にいましたし、月に1回大阪や東京に来て、ダンスや演技のレッスンをしていた程度だったので、かなり普通に高校生活を送っていたんです。サッカー部でしたし。それで『くちびるに歌を』のオーディションに受かったことを機に、本格的に役者として活動を始めることになったんです。それきっかけで、「M!LK」のオーディションも受けることになりました。

――『くちびるに歌を』は夏休みの2カ月、ロケ地である五島列島に滞在しての撮影だったと思いますが、初めての現場ということで大変ではなかったですか?

 三木孝浩監督が「楽しんでいるところを撮りたい」と言ってくださって、同年代のコたちとかなり自由に演じさせてもらったこともあって、撮影が大変だったという思い出はありません。すべてが初めてで、楽しい現場でした。あの作品で一緒だったメンバーとは今もプライベートで仲がいいんです。あの作品に出会わなければ、今の僕はなかったといえるかもしれません。ただ、あの映画の撮影のように、撮影前からその土地に住み、そこに住んでいる人になりきるというのは、かなり珍しいということを後で知りました(笑)。

2018.08.01(水)
文=くれい響
撮影=松本輝一
ヘアメイク=中島愛貴(ラフテル)
スタイリスト=伊藤省吾(シトル)