“美少年のような女の子”と“美少女のような男の子”が恋をする、新條まゆ原作の大ヒット人気コミックを実写映画化した『愛を歌うより俺に溺れろ!』。本作で女装男子・秋羅を演じた、韓流アイドル・グループ「大国男児」メンバー・カラムが、映画初出演となった本作についてのほか、これまでのキャリアを得意の日本語で語ってくれた。

東方神起に憧れ、再デビュー

――韓国では、幼い頃に子役をされていたそうですが、芸能界を目指そうと思われたきっかけは?

 11、12歳ぐらいのときに、たまたま街でスカウトされたんです。特に興味はなかったんですが、お母さんに「何事も経験になるから、やってみたら?」と言われて、仕事を始めたんです。そして、TVドラマに何回か出演したんですが、そのときは自分には合わないのかな? と思って、数カ月で辞めてしまいました。

――その後、現在の大国男児メンバーで、Xingを結成しますが、そこに至るまでのお話もお願いします。

 子役を辞めて、中学校に入ると、勉強ばかりしていました。そのとき、将来は弁護士になりたいと思いました。力の弱い人を助けてあげることのできる職業ということで、カッコいいと思っていましたから。でも、中3のときに、東方神起のユンホさんを見て、あまりのカッコよさに「自分もあんなふうに、歌って踊れる人になりたい」と思い、ダンスを始めました。夢の方向が変わったんです。それからは、ダンスにハマってしまいました。それで、高校1年のときにダンス・コンテストに出場して、それをきっかけにスカウトされたんです。Xingの頃は練習生という感じで、あまり大きな活動はしていませんでしたね。

――さて、2010年3月に、大国男児は韓国デビューし、翌年には日本デビューもします。そのときの心境はいかがでしたか?

 みんな日本に興味があって、日本文化が好きだったんです。リーダーであるミカさんは、GACKTさんとかAcid Black Cherryさんの音楽が好きだったり、僕も日本のドラマが好きで、「1リットルの涙」や「野ブタ。をプロデュース」など、いっぱい見てきましたから。だから、みんなとても喜んでいました。最初は、通訳さんがいるから「一生懸命日本語を勉強しなくてもいいんだろうな」と思っていました。でも、実際に日本に来てみると、日本語ができないとやることに制限があることに気付いたんです。それでスゴい勉強したんです。

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2012.08.17(金)
text:Hibiki Kurei
photographs:Hanae Miura

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