ロンドンのこども博物館でプチ・オリンピック体験

子どもも大人も楽しめる展示やアトラクションが一杯

ロンドン・オリンピックのマスコット、マンデビルとウェンロック

 オリンピック・マスコットのこれまでの変遷を示すオレンジ色のボードには、マスコットをつかったポスターなども展示されていて、子どもも大人も楽しめる小さなエキシビションです。

 そこから階段で上がった、2階の特設展会場で開催されている「Beautiful Games」では、古代ギリシャから現在にいたるまで、科学と技術の発達がスポーツ用品にどのように貢献してきたかを見ることができます。

 例えば、競泳用水着がどのような変遷を経て現在の薄いナイロン製になったのか、また自転車の形状の変化など、70もの例を取り上げて解説しています。

コットンの水着からナイロン製へと変化をとげた競泳用水着

 また、2台の自転車が置かれた体験コーナーでは、オリンピックの自転車競技金メダリスト、クリス・ホイのスピードと自分のスピードを比べられるようになっているなど、子どもが体験しながら学べる工夫も。

 子どもも大人も楽しめる、家族連れにもぴったりのスポットです。

金メダリストに挑戦する自転車体験コーナー

text&photographs:Kazuyo Yasuda(KRess Europe)