台湾では、市内のいたるところに「自助餐(ジージューツァン)」と呼ばれる台湾式ブッフェスタイルのレストランがあるのをご存知ですか?

 地元の人が、昼ご飯、夜ご飯を栄養のバランスを考えながら自分でおかずを選んで食事をする場所です。店内で食べるもよし、お弁当として持ち帰るもよし。おかずを見ながら、少しずつでもチョイスできるので、一人でもいろんなおかずを楽しめる大変便利な“レストラン”なのです。

 言葉が通じなくても、指さし注文でOK! 観光客でも安心して注文できるので、少人数で旅行する時にも大活躍。地元の人御用達のこの「自助餐」を使いこなせば、台湾グルメを更に極める事ができるでしょう。

一般的な注文の流れ

(1) まずはトレーを持ちましょう。

(2) おかずが並んでいるコーナーを移動しながら注文し、その場でおかずが乗ったお皿をもらいます。
※中国語がわかる場合は値段の確認は出来ますが、それほど心配しなくて大丈夫。値段はマチマチですが、1品あたり20元(約60円)~50元(約150円)ぐらいです。

(3) ご飯orお粥を選ぶ。
※お粥かご飯を選ぶのが一般的ですが、お店によってはお粥がない場合も。

(4) お会計。

 トレーを持ってレジに行き、その場で支払う場合と、お皿の色で値段がわかれているので食べ終わって帰る時にレジで支払う2つのパターンがあります。

 お店によって違うので、確認してください。上記のメニューは2人前で、合計約200元(約600円)。テイクアウトの場合は外帯(ワイダイ)と言えば大丈夫です。

台湾式ブッフェのお薦め3店

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2012.06.12(火)