ロケで訪れたタヒチで出合ったタヒチアンパール専門のジュエラー、ロバート・ワン・タヒチ。ロバート・ワンは、1973年に日本で真珠の養殖を学んだ後、タヒチでそれを成功させ一大産業にまで押し上げたパイオニア。

 世界に名だたるジュエラーにもタヒチアンパールの販売を行っているそうですが、その彼が2002年に自身のブランドを立ち上げたのが、ロバート・ワン・タヒチです。

プレスルームでひと目惚れし、早速購入したブレスレット。タヒチアンパールの艶と儚げなシルクシフォンコードをカジュアルに組み合わせたバランスが絶妙! ¥68250

 私がその滞在中に購入したのは、10mmほどのシンプルなピアスでしたが、いまでも大のお気に入り。

 タヒチアンの特長でもあるグレーのパールは、どんな色のゴールドとも馴染んでくれるのでとても使いやすいのです。

実は上のブレスレットは、コードの長さを2通りに調節でき、アンクレットとしても使用可能。プレスの方曰く、歩く時にパール同士がシャランと音をたてるのも可愛いのだとか

 また、清楚な印象のホワイトに比べ、さりげなくモード感を演出できるのも愛用の理由。クールさを漂わせつつも、天然のものらしい柔和な“照り”が、何とも言えない豊かな表情を醸し出してくれます。

 そして、そんなロバート・ワン・タヒチで近年力を注いでいるのが、カジュアルテイストのジュエリーだそう。高価なタヒチアンパールをシルクシフォンやレザーのコードと組み合わせた遊び心あるデザインは、パールの新しい可能性を感じさせます。

 プレスの方によると、このラインは男性への贈り物としても人気だとか。大人の余裕を湛えた贅沢なカジュアルジュエリーは、性別やシーンを問わず幅広く活躍してくれそうですね。

左:1連ではネックレス、2連にすればブレスレットとしても使用可能。シルクシフォンコードは色バリエもあり、パールの色みも様々なので、お気に入りを探して。各¥28350
右:いちばんカジュアル度数の高い、レザーコードのブレスレット。シンプルなデザインなので毎日身につける基本ブレスとして、他のアイテムと重ねづけしても可愛い。各¥29400

アルーナ
電話番号 03-6808-1098

Column

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2012.06.21(木)
text:Haruko Murakami