豆大福のウラ技的な食べ方は……

 人気のお店なので、朝、9時の開店時からお客さんが並んでいることもよくあります。手作りのため数に限りがあり、売り切れになることもあるので、早めの時間帯にいくか、電話で取り置きしてもらうことをおすすめします。

“腹持ち”もいいので、男性への手土産にもおすすめ

 豆大福は餅のやわらかさが命なので、その日のうちに食べきれる数だけを買うのがいいと思います。

 でも、もし、食べきれなかったら、その日のうちに、ひとつずつラップに包んで、冷凍保存します。さて、この冷凍した豆大福、とってもおいしい食べ方があるんです。

 冷凍庫から出して、常温で半解凍ぐらいまで、解凍します。厚手のフライパンを弱火にかけ、バターをけっこうたっぷり(豆大福1個につき大さじ1ぐらい)溶かして、豆大福の両面をじっくり焼きます。こんがり焼き色がついたら、熱々の“豆大福の焦しバター焼き”の出来上がり。あんこと焦しバターってめちゃくちゃ合います!

 オキテ破りな食べ方だと承知の上で、かなり気に入っているおいしさなので、人に教えずにいられません。

 よかったら、こっそりお試しください。

Column

肱岡香子のSweetsな手みやげ

フードスタイリストでお菓子大好きな著者の、豊富な“手みやげ”経験を元に、季節に応じた見目麗しいお菓子の数々をご紹介します。

2012.05.09(水)