vol.45_MiMC

化学の専門家が辿り着いた
自然の恵みがもたらす美肌力

左から:
◆気になる肌悩みを隠してケアしてUVカット。チップも優秀だ。MiMC ナチュラルホワイトニングコンシーラー[医薬部外品] SPF32・PA++ 5,500円
◆肌の透明感を引き出し、美肌の5大敵(紫外線A波、B波とブルーライト、近赤外線、環境大気汚染物質)と闘う仕事人パウダー。同 ナチュラルエイジングケアミネラルパウダー サンスクリーン SPF50+・PA++++ 全2色 6,300円
◆肌にのせると空気と肌の温度にシンクロし、時間が経つほど透明感が際立つ肌に。同 ミネラルリキッドリーファンデーション SPF22・PA++ 全4色 6,500円/MiMC

 今回はCREA世代にもファンが多いオーガニックコスメブランド「MiMC(エムアイエムシー)」をブラ魂! 昨年10周年を迎え、ヒットアイテムが続々と。今まさに勢いを感じるブランドだ。そこで、MiMC社長の北島寿さんに話を聞いた。実はこの方、ブランド創設者であり、商品開発を手がけるMiMCのすべてを知る人なのである。そもそもブランドが誕生するきっかけとなったのは?

「化学を専門に研究していた大学院時代に化学物質過敏症になりまして。皮膚に赤みやかゆみが出て何度も繰り返し、学会発表のときはファンデーションで塗り隠していたほど。肌に自信が持てなくなり、自分自身への自信も失った時期でもありました。そんな中で興味を持ったのが化粧品だったんですね。毎日使うことで美しい肌へと導き、女性たちに自信を与える化粧品を作りたいと。自然派化粧品メーカーに勤めた後、本場のオーガニックを学ぶためにアメリカ西海岸へ渡り、そこでミネラルメイクと出合い、アジア人向けのミネラルコスメを開発。2007年に『MiMC』を立ち上げました」(北島さん)

 MiMCとは「Mineral Make Cosmetic」の略。自身の肌トラブルの経験が物作りの基本になっているという。それにしてもケミカルの世界にいた人がナチュラルに行き着くとは。ある意味すごい説得力かも!?

「美しい肌は強い肌を作ること。そして、維持すること。それができるのが自然の力だったということ。長い年月をかけて大地のエネルギーを凝縮した天然ミネラル、厳しい環境の中で自らを守り、生き抜く術を持つ植物はMiMCが最も大切にしている素材です」(北島さん)

 原料選びや処方のこだわりも半端じゃない。ミネラルは世界中から品質の良いものを探し集め、独自の厳しい基準に見合うものだけを採用。常に新しい情報をキャッチして気になるミネラルは触って確かめるという。植物は東洋・西洋を問わず古くから活用されてきたものを厳選し、葉も根も実も種もそれぞれ丸ごとジュースやエキスにして余すことなくいただく。

「天然原料の力を生かすためには、何を入れないかも重要。肌に負担となる合成着色料、合成香料、合成防腐剤、石油界海面活性剤などは一切使用しません」(北島さん)

<次のページ> メイクであってもスキンケア

2018.05.03(木)
文=吉田昌佐美
撮影=吉田健一

CREA 2018年5月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

100人の東京ひとりガイド。

CREA 2018年5月号

東京がもっと、きっと好きになる
100人の東京ひとりガイド。

定価780円

東京を愛する100人の皆さんをナビゲータに、進化するホテル&ホステルから最新モーニング事情、話題のクラフトビール、看板猫にマンホール(!?) まで、今、東京でいちばん楽しい場所をご紹介します。キーワードはひとり。予約不要でふらり、気ままに春の東京を歩いてみませんか? あなただけの「東京」に出会えるはずです。