睡眠の質を高めてくれる
安眠枕とアロマ

 「私、仕事が大好きなんです」と目を輝かせて語る斎藤さん。ついつい前のめりの姿勢で仕事をし過ぎ、頚椎をいためてしまったほどだとか。

 睡眠時間が少なくても大丈夫なタイプではあるが、だからこそ「睡眠の質」を重視し、傷めた頚椎を労わりつつぐっすりと深い眠りにつきたい。そう思って選んだのが、オーダーで作った枕だ。首の周り、あおむけに寝たときや横になったときの首の高さなどを計測して、自分オリジナルの枕を作ってもらった。

 そこに眠りを誘引するようなアロマを一吹き。AYURAの「穏夜香~ナイトハーモネーション~」を枕だけではなく手首に直接つけ、安眠のツボ(耳たぶの後ろにある骨をはさんだ前後)を押しながら香りを吸い込むのが入眠の儀式。シーツや枕カバーもこまめに替えて、質の良い眠りをキープする。

枕は「ロフテー枕工房」で購入。効果を実感して、その後に夫もオーダー。

階段の上り下りのついでに
サッとダスキンモップ

 掃除も洗濯もこまめにやって、貯めない。だから、休日の半日が掃除でつぶれるということもない。こまめ掃除のお助けグッズとして一家で愛用しているのは、ダスキンのレンタルモップだ。

 斎藤さんの家は一戸建てなので、階段がある。階段の下にダスキンのモップを置いておき、上に上がるときについでにサッ。また階下に下りるときに、またモップでサッ。もちろん階段以外も汚れに気づけばすぐサッ。子どもたちにもできる毎日の習慣だ。

「たくさん汚れが貯まると嫌になってしまうので、貯まらないうちに掃除をします」

 ダスキンのレンタルモップの利点は3つ。

・集めたごみやほこりはスタイルクリーナーで吸い取るので、ほこりまみれのモップのままではない。
・掃除機のようにほこりを巻き上げないため、くまなくほこりを拭き取れる。
・音がしないので夜でも早朝でも気にせず掃除ができる。

 などの点で気に入っている。レンタルの取り換え直前には土足部分の玄関のたたきからちょっと気になる汚いところまで、すべて拭き取ってしまえるのもうれしい。

モップとクリーナー。
子どもも喜んでやるお掃除のお手伝い。

「子ども一人ひとりと向き合う時間」を大切にする

 今娘たちは小学生と幼稚園児。だいぶ楽になったとはいえ、小さい時とはまた別の苦労もある。

 朝ごはんは家族一緒にとり、普段接する機会のない夫と娘との時間を大切にする。

 さらに、学校登校前は「お姉ちゃんの時間」として、とりわけ注意を上の子に向ける。常に娘二人をセットで見ていると見過ごしてしまうものがあると感じるからだ。「お姉ちゃんの時間だから」と下の子に話しているので、下の子も納得している。

「大人でも上司と1対1で話したいことがありますよね。声の大きな人やトラブルの多い人に注意が行きがちですが、コミュニケーションを取りたいと思っているのはみな同じ」

 上の子が登校すれば、下の子に集中。何をするわけでもないが、一人ずつコミュニケーションが取れる状況を作ることは大切だと斎藤さんは感じている。

 長く人事関係の仕事に携わって得たことを子育てに生かし、子育てで得たことを仕事に生かして、毎日成長を続ける。これこそ仕事と家庭の両立の醍醐味だろう。

 「大きな目標より、ちょっとだけ上を目指して日々達成感を積み上げます」という斎藤さん。

 働くママへのメッセージをお願いすると「どこまでやれば合格なんてラインはないと思います。子育て期間にも限りがあるので、その時々の優先順位を見極めて、一つひとつクリアすることを楽しみましょう」と元気に語ってくれた。

Column

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2018.02.20(火)
文・撮影=HITOMINA