「大根」のマクロビレシピ

■材料
・大根:50g~100g 
・高野豆腐:50g(3個分)
・片栗粉:適量
・揚げ油:適量

・大根おろしの汁と水:合わせて200cc
・味りん:大さじ1
・醤油:小さじ1/2
・自然塩:小さじ1/4
・切り昆布:1g
・葛粉:大さじ1/2 ※同量の水で溶いておく

・お好みで青ネギを刻んだもの:適宜

■作り方
(1) 大根は皮ごとすりおろしてざるでこし、おろし汁を取り分けておく。

おろした大根とおろし汁は別々に使う。

(2) 高野豆腐をぬるま湯で戻して水気を絞り、一つを6等分にカット。片栗粉をまぶした後、高温に熱した油でさっと揚げる。

戻す前の状態の高野豆腐。
高野豆腐をぬるま湯で戻した状態。
片栗粉をまぶして油で揚げた状態。

(3) 鍋に(1)のおろし汁と水を合わせて200ccと、切り昆布、味りん、醤油、塩を入れてひと煮立ちさせておく。
(4) 揚げた高野豆腐を(3)に入れて10分ほど煮込んだ後、一旦取り出しておく。
(5) 水溶き葛粉を入れてとろみをつけてから、水切りした大根おろしを加え、(4)の高野豆腐を鍋に戻し入れてひと煮立ちさせる。器に盛り、お好みで刻みネギをちらしていただく。

大根おろしを加えたらぐつぐつ煮込まないこと。そうすることでビタミンCの熱による損失を防ぐことができる。

今回のマクロビレシピに
欠かせない食材はこれ!

» 味りん

» 醤油

» 自然塩

» 葛粉

中村恭子 (なかむら きょうこ)
地産地消料理研究家/健康管理士
クシマクロビオティックス・コンシェルジュ/食育アドバイザー
2011年東京都より長野県茅野市に移住。同年、自身のプロデュースするオールベジの焼き菓子を提供するCafe 楢 Oak(カフェオーク)をオープン。また地産の伝統野菜を紹介するイベントの企画・運営や、それらを使ったオールベジ料理・菓子のメニュー開発等を行う。東京都目黒区のセレクトショップ「essentia(エッセンティア)」にて、焼き菓子を販売。
ブログ(毎週水曜日更新) http://www.cafe-oak.net
※カフェの営業はゴールデンウィーク・夏季シーズンのみ
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撮影/秋元良平 http://ryohei-akimoto.jp | Facebook

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2018.01.31(水)
文=中村恭子
撮影=秋元良平