周りの人を巻き込むような美しさを

V リゾネイティック クリーム 50g 58,000円/ポーラ

 そういう意味で、今まさに革命を起こそうとしているのが、ポーラV リゾネイティック クリーム。大人は自分ばっかりキレイになって自分だけ幸せになるのではいけない、もっと周りの人を巻き込むような美しさを持たなければ。美しさ若さにも社会性を備え、誰かを幸せにし、誰かに勇気を与えるものでなければダメなのだと提唱。そこで、他者を心地よくする顔とはどんな顔かを調査研究し、ひとつの結論を得たのだ。

 それが目の下から頰の中央に丸い膨らみがある顔。上向きの明るい印象の顔であることはもちろん、頰が痩せて貧弱な顔は人にあまり好かれないという結果を受けて、皮下組織から肌を持ち上げ、ふっくら丸い上向きの頰を備えた微笑み顔を作る独自の最先端処方を実現。世界初“対人関係を良くするためのエイジングケア効果”を確立したのだ。

 起き上がりこぼしとやじろべいのように乗っかっているスパチュラはトンボか、洋梨のヘタか、毎日毎日気持ちを上げてくれるオブジェのようなボトルもとんでもなく新しい。まさに、化粧品の絶対未来を形にしたクリーム誕生だ。

 そう、化粧品はまさにこの先そこへ向かっていけばいいのだ。自分も人も社会も世の中も、全部幸せにする化粧品、そんな未来が今始まる。

齋藤 薫 (さいとう かおる)
女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイストに。女性誌において多数のエッセイ連載を持つほか、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『“一生美人”力』(朝日新聞出版)、『なぜ、A型がいちばん美人なのか?』(マガジンハウス)など、著書多数。近著に『されど“男”は愛おしい』(講談社)がある。

Column

齋藤 薫 “風の時代”の美容学

美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍する、美容ジャーナリスト・齋藤薫が「今月注目する“アイテム”と“ブランド”」。

2017.10.26(木)
文=齋藤 薫
撮影=釜谷洋史

CREA 2017年11月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

やっぱり行きたいね、京都。

CREA 2017年11月号

やっぱり行きたいね、京都。

定価780円

鴨川べりの散歩道、かくれ家カフェに、しみじみおいしいごはん処――。忙しい日々の中でふと戻りたくなる町、京都。混んでいると聞いて最近少し足が遠のいていた人も、町が赤や黄色に色づく季節だから、久しぶりの京都旅にでかけませんか? 紅葉の隠れ名所に、外れなしのごはんリストなど、盛りだくさんの1冊になりました。