古代遺跡を観光した後は
最新設備のホテルでリラックス

左のビルがメイン棟で客室やレストランがある。右の一段低くなっている部分は屋内プール。

 「セント・ラファエル・リゾート」は、オールインクルーシブ・スタイルの5ツ星ホテル。

ホテルに隣接するマリーナ。マリンスポーツが充実している。
「キャプテンズ・バー」には見晴らしのいいテラスもある。

 敷地内にビーチとマリーナ、屋外・屋内プール、6つのレストラン、3つのバー、スパ、テニスコート、カンファレンスルームをもつ。宿泊料金には、館内での食事、スポーツ施設、リクリエーション施設などの利用料が、一部を除いて含まれている。

ビュッフェスタイルで朝食とランチを食べることができる「オクタゴン・レストラン」。朝食ビュッフェにはスパークリングワインも並ぶ。
シービュー・ルームの室内。ベッドカバー、ヘッドボード、インテリアに使われているパネルが同色で、ピンク系の客室もある。

 272室ある客室のカテゴリーは12種類、専有面積は27~76平方メートルとなっている。すべての客室のバスルームにはバスタブがあり、無料Wi-Fiをはじめ、ミニバー、衛星放送視聴可能なテレビ、セイフティボックス、コーヒーと紅茶セット、ヘアドライヤーが完備されている。

「パラディウム・レストラン」のキプロス・ナイト。

 6つのレストランのうちのメインレストラン、「パラディウム・レストラン」では、週に数回キプロス・ナイトが催され、民族舞踊ショーを楽しむことができる。キプロスの民族衣装を着たダンサーによる華やかな踊りや、頭にグラスを積み上げていく踊りが披露された後は、ゲストも参加して楽しく踊るというショーだ。

キプロス・ナイトの夜はビュッフェとなる。

 キプロス・ナイトでは、食事はキプロス料理を含むビュッフェとなり、赤ワイン、白ワインが飲み放題となる。

「セレニティ・スパ」のリラクゼーションルーム。

 地下にある「セレニティ・スパ」には、トリートメントルームの他に、美容室やジム、サウナ、ジャグジー、屋内プールなどの施設がある。使用しているスキンケア製品は、地元キプロスの「ネオデルマ」と、オーストラリアの先住民族アボリジニの伝統を取り入れた「リティア」。

 トリートメントメニューには、ウォーターベッドとウォータージェットマッサージの両方を楽しめる最新のトリートメントベッドを使うものも。古代遺跡を歩き回って観光した後に、最新設備でリラックスできるスパとなっている。

St Raphael Resort
(セント・ラファエル・リゾート)

所在地 Amathus Avenue P.O. Box 51064, 3594 Limassol
電話番号 25-834-200
http://www.raphael.com.cy/

【取材協力】
キプロス政府観光局

http://www.visitcyprus.com/

カタール航空
http://www.qatarairways.com/jp

日本旅行業協会
https://www.jata-net.or.jp/

キプロス・インフォメーションサービス
http://www.cyprus-info.jp/

たかせ藍沙 (たかせ あいしゃ)
トラベル&スパジャーナリスト。渡航150回超・70カ国超、海外スパ取材250軒超、ダイビング歴800本超。日々楽しい旅の提案を発信中。著書は『美食と雑貨と美肌の王国 魅惑のモロッコ』(ダイヤモンド社)、薔薇でキレイになるためのMOOK『LOVE! ROSE』(宝島社)など。楽園写真家・三好和義氏と共著の『死ぬまでに絶対行きたい世界の楽園リゾート』(PHP研究所)は4刷で、台湾・中国にて翻訳出版、第2弾『地球の奇跡、大自然の宝石に逢いに… 青の楽園へ』も中国で出版された。『ファーストクラスで世界一周(仮題)』近日刊行予定。
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