ダイビングにおすすめの時期は?

かつてメキシコ本土と地続きだったのかもと思わせる、地層を剥き出しにしたエスピリトゥ・サント島。

 到着後、さぁ、ダイビング!

 が、エントリーした途端、寒っ! 水温18度ほど(ハワイやグアムは平均水温が大体27度)しかなく、先ほどの強烈な太陽とうってかわって、歯の根が合わないほどの寒さです。

 低い水温に耐えながらも、大型沈船の船内を探検し、ギンガメアジの群れにも遭遇。なかなかの充実度ですが、せっかく行くなら、水温が上がる6~11月あたりがおすすめでしょう。

 ちなみに、ナイトダイブではモブラの群れが出現し、近隣にはハンマーヘッドシャークで有名な、大物狙いの上級者向けダイブスポット「エルバホ」もあります。シーズンが大切!

ラパスでは初の4ツ星ホテル、コスタ・バハ・リゾート&スパ。
壁に描かれた絵画から、ラパスはダイビングで賑わっている街だということが、伝わってきます。

 翌日はラパスから最も近いアシカのコロニー、サン・ラファエリトへ。

 有名なアシカスポットのロスイスロテスに比べ、規模は小さめ。一周泳いで回っても30分くらいの島には灯台がそびえ、アシカと巨大なペリカンたちで占拠されています。

ラパスから最も近いアシカスポットのサン・ラファエリト。

2017.09.09(土)
文=古関千恵子