霊水を使った
スパトリートメントとは?

「日枝の霊水」を使って背中をパック。オタネニンジンなどの和漢成分による自然の発熱でほんわり温かくなる。

 鮒鮓とフレンチのマリアージュもユニークだが、こちらのスパも、比叡の地ならではのもの。古事記で「日枝山(ひえのやま)」と称された比叡山に流れる「日枝の霊水(ひえのれいすい)」という古からの名水を使っているのだ。

 「日枝の霊水」は、超軟水という特質を持ち、肌触りや口当たりが滑らか。スパトリートメントでは飲み水をはじめ、すべてにこの「日枝の霊水」が使われている。スパは、これに加えて和漢の成分やフレッシュなハーブも使い、ハンドで気血の流れをよくする経絡美容。うっとりするようなハンドタッチと、パックやオイルの香りがよい。

しっとりと落ち着いた雰囲気の「山床カフェ」では、アペリティフとしてロゼワインが無料で振る舞われる。

 絶景、お茶、食事、スパと時間を過ごしたら、フリードリンクが楽しめ、料理や近江に関する本や写真集など約150冊が揃うライブラリーでゆっくりするのもよし。サンセットの時間には「山床カフェ」でロゼワインの振る舞いも。

明るい客室にはアロマディフューザーも置いてあり、ゆったりと過ごすことができる。
アメニティが入った巾着袋がかわいい。

 また、広々したお部屋でもゆっくり寛げる。全29室3タイプの部屋は、それぞれ雰囲気を変えたインテリアを配している。アメニティは、ノンシリコンの自然派、TAMANOHADAシリーズのシャンプーやスキンケア。歯ブラシ類は会隠略字の数珠をイメージしたという洒落た柄の巾着袋に入っている。

 「星野リゾート ロテルド比叡」滞在の2日目は、朝から比叡山のお勤め、発酵食のモッツアレラ作りにトライ。日本一長いケーブルカーに乗って、いよいよ鮒鮓の老舗「四〇〇年鮒寿し 総本家 喜多品老舗」へ。後篇をお楽しみに。

星野リゾート  ロテルド比叡
所在地 京都市左京区比叡山一本杉
電話番号 0570-073-022(星野リゾート予約センター)
http://hr.hotel-hiei.jp/

小野アムスデン道子 (おの アムスデン みちこ)
ロンリープラネット日本語版の立ち上げより編集に携わったことから、ローカルグルメや非日常の体験などこだわりのある旅の楽しみ方を発信するトラベル・ ジャーナリストへ。エアライン機内誌、新聞、ウェブサイトなどへの寄稿や旅番組のコメンテーター、講演などを通して、次なる旅先の提案をしている。
Twitter https://twitter.com/ono_travel

Column

日本を遊ぼう! 星野リゾートで地方の魅力再発見

日本のさまざまな地方の隠れた魅力を掘り起こし、プロデュースすることで日本の観光に一石を投じてきた星野リゾート。全国に展開されているその各施設を訪れ、その地ならではの遊び方、旅の仕方を再発見していきます。グルメ、自然、伝統工芸……、思いっきり日本を遊ぼう!

2017.06.17(土)
文=小野アムスデン道子
撮影=鈴木七絵

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