映画『武曲 MUKOKU』で、恐るべき剣の才能を秘めた少年役を演じた村上虹郎。そんなパワフルな新作についてのほか、今後の役者としての展望についても語った第2回。

連ドラ「仰げば尊し」で学んだ経験

――主演映画『2つ目の窓』での俳優デビュー以降、着実にキャリアを積まれている村上さんですが、自身の転機となった作品は?

 『ディストラクション・ベイビーズ』と「仰げば尊し」は、あれだけ若手俳優が一気に集まる現場はあまりないので、印象深いです。特に「仰げば尊し」の吹奏楽部のメンバーは演技経験が初めての人もいて、そんな不思議なパワーバランスも面白かったです。

――個人的には「仰げば尊し」のような連ドラに出演されることは意外だったんですが、村上さん的にはいかがですか?

 TVドラマはお客さんに届くスピードと幅が違うことにビックリしました。今の時代、映画だけで俳優をやっていくのは難しいと思うんです。海外ドラマには、映画で活躍している俳優もたくさん出ているし、そこはいろいろと勉強していきたいと思います。いくら、いい映画に出ていようとも、お客さんに作品を観てもらわなければいけないんです。

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2017.06.16(金)
文=くれい響
撮影=佐藤 亘

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