茶室をイメージしたという
ミニマムな空間が新鮮

[三軒茶屋]
◆東京茶寮
(とうきょうさりょう)

「日本茶の新潮流を全国に認知させた店。茶室をイメージしたというミニマムな空間で、シングルオリジンを中心とした煎茶とそれに合うお茶菓子を提供しています。日本茶のドリッパーを考案し、急須を使わずに一杯ずつハンドドリップで淹れるスタイルも画期的。メニューは常時7種類揃うお茶からお好みの2種類を選ぶ仕組み。私は個性の大きく違う2種類を選び、飲み比べを楽しんでいます」(川口さん)

日本茶専用ドリッパー「GREEN DRIPPER」。
左:煎茶2種飲み比べとお茶菓子セット(1,300円/税込)を提供。
右:バリスタがハンドドリップで一杯ずつ淹れていく。
単一農園・品種で作ったシングルオリジンが味わえる。
左:オリジナルデザインのキャニスター。
右:日本茶ブランド「green brewing」の旗艦店として2017年1月オープン。

東京茶寮
(とうきょうさりょう)

所在地 世田谷区上馬1-34-15
電話番号 非公開
営業時間 13:00~20:00、土・日・祝 11:00~
定休日 月曜(祝日の場合は翌日休)
http://www.tokyosaryo.jp/

●今回、お話を伺ったのは……

川口葉子(かわぐち ようこ)さん
カフェライター。雑誌や書籍、Webなどで、カフェ特集の監修・執筆を手がける。Webサイト「東京カフェマニア」主宰、All About「カフェ」ガイド。主な著書に『東京カフェ散歩 観光と日常』(祥伝社)

2017.05.20(土)
Text=Etsuko Onodera
Photographs=Hirotaka Hashimoto

CREA 2017年6月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

東京ひとりガイド。

CREA 2017年6月号

世界で一番楽しい街は東京でした。
東京ひとりガイド。

定価780円