実家に泊まった夜、隣の部屋から大音量の演歌が流れて思わず飛び起きました。何があったのかと隣室へ向かうと、音楽番組を鑑賞している父の姿が。年を取るとテレビの音が聴こえにくくなるのは知っていましたが、ついにそれを体感する日がくるとは!

 ということで、今回は父に、テレビの音声が聴き取りやすくなる、ソニーの「お手元テレビスピーカー」を使ってもらいました。

シンプル構造がシニアに嬉しい!

 父は「テレビを抱きしめて寝たら良いんじゃないか?」と言うほどのテレビ好き。新聞は1面よりも先にラテ欄から読み、一日、どの番組をどの順番で観ようかをまず考える人です。

 そんな彼がテレビの音声を聴き取りにくくなるのは地獄です。しかも、大音量でテレビを観るようでは、家族のみならず近所にも迷惑です。

 そこで、私が注目したのが、ソニーの「お手元テレビスピーカー」。テレビの音声を聴き取りやすくしてくれるスピーカーです。

ソニー「お手元テレビスピーカー SRS-LSR100」
オープン価格(実勢価格約19,880円/税抜)
http://sony.jp/active-speaker/

 本体上面には電源や音量を調節するダイヤルのほか、チャンネル選択などができるボタンを装備。どれも文字が大きく見やすいので、シニアの方々も使いやすいですね。

 この製品は、スピーカー本体のほか、送信機(兼充電器)がセットになっています。テレビの音声は、送信機からスピーカーに無線で送信されるという仕組み。スピーカーを手元に置いておけば、テレビの音量を上げなくても、クリアな音声が楽しめます。

 スピーカーは取っ手がついているので、持ち運びも楽々。充電は約3時間で、1回あたり最大約16時間の連続使用が可能です。

2017.05.08(月)
文・撮影=にしかわゆみこ