マカオ在住ジャーナリストがすすめる
美味しい個性派バイキング5選

#04 おひとりさま鍋で気兼ねなく
「シン」
＠シェラトングランド・マカオ

5つ星ホテル直営とあって高級感漂う店内。(C)Sheraton Grand Macao Hotel, Cotai Central

 暑い季節が長い南国マカオですが、建物の中はエアコンが効きすぎていて身体が冷えることも多く、鍋が恋しくなることもあるでしょう。こちらのお店は、バイキングスタイルでアジアンホットポット(鍋料理)を楽しめるというマカオでも珍しい存在。

おひとりさまサイズの鍋を使用。具材はもちろん、スープベースも種類豊富。(C)Sheraton Grand Macao Hotel, Cotai Central

 また、1つの大きな鍋を囲むのではなく、おひとりさま用の小さな鍋を各自のテーブルに用意。7種類のスープベースからそれぞれ好きなものを選べるとあって、同行者に気兼ねしなくて済みます。具材は肉類、魚介類、練り物、野菜がズラリと並び、タレやトッピングも種類豊富。食後のデザート各種もきちっと用意されています。

 シェラトングランド・マカオホテル、コタイセントラルの直営店ということで、食材はもちろん、サービスもワンランク上のクオリティ。料金はランチ 248パタカ、ディナー 398パタカ(金・土曜 438パタカ)となっています。

#05 噴水ショーの特等席
「フォンタナ・ビュッフェ」＠ウィン・パレス

まるでシアターのようなメインダイニングエリア。(C)Wynn Palace photo by Barbara Kraft

 2016年8月にオープンしたばかりの大型IR、ウィン・パレスのバイキングレストラン。音楽と噴水がシンクロしたダイナミックなショーを日夜上演するパフォーマンス・レイクの目の前というロケーションにあります。

 ダイニングフロアは、どの位置からでもショーが鑑賞しやすいようにテーブル配置が工夫されており、ショーがスタートすると、フロアに音楽が流れ、大きな窓から迫力ある噴水の動きを間近に見ることができる特等席に早変わり。

スイーツとパンのチョイスが豊富なのも「フォンタナ・ビュッフェ」の魅力。(C)Wynn Palace

 フードは新鮮なシーフード、肉料理のほか、スイーツ、パンのコーナーが充実している印象です。バイキング形式での営業時間と料金は、朝食(6:30～11:00) 220パタカ、ランチ(11:30～15:30) 268パタカ、ディナー(17:30～23:00) 488パタカ。

 なお、パフォーマンス・レイクの上演時間は12:00以降のため、朝食時間帯はショーの鑑賞ができないのでご注意を。

※価格は取材時(2017年3月中旬)のものです。
※記載の価格に10％のサービス料が付加されます。

文・撮影＝勝部悠人(マカオ新聞)