気になる世界の街角から

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ホーチミンのセレクトショップで目指せ脱ブランド

「富裕層が増えてきた」と、何かにつけて近年よく取り上げられるベトナム。ベトナムの人々は実は結構ブランド好きなのだが、経済発展の影響もあってか、ホーチミン市などの都市部では、グッチやルイ・ヴィトンといった海外高級ブランド品を身に纏う人々の姿も多く見られるようになってきた。

 しかし一方で「高級ブランドも良いけれど、名前にはこだわらず、自分好みのデザインで、良い品質のものが欲しい」といった新たな流れも出てきている。そのひとつと言えるのが、ここ最近、市内にオープンが続くセレクトショップだ。

左:白を基調とした入口 右:インド系イギリス人であるデザイナーのアヌパ(Anupa Horvil)さん

 ホーチミン市中心街の路地裏に店を構える「ヴィラ・アヌパ」は、デザイナーであるアヌパさんが手掛ける皮革製品やアクセサリーを中心に、良質のアイテムを幅広く取り扱う。コンセプトはずばり「エコプロダクト」。

 しかし彼女が掲げるエコは、単純に「再生可能なもの、再生されたものを使う」だけではない。それらの素材の中でも特に上質のものを選りすぐり、「良い素材に良い仕立てを施し、長く愛され、使い続けられるものを作る」ことで、消費社会に対する「エコ」を提案していきたいという。

ショップ自体も白を基調としたシンプルな内装

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2012.02.27(月)

Photographs:Noriaki Sugita

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