吉田昌佐美のブランド魂発見!

吉田昌佐美のブランド魂発見!

女性を美しく心地よく彩る洗練の色
THREEのモードを遊ぶメイク

vol.32_THREE

THREEのメイクで知った
「ナチュラルは自由」なこと

2017年春夏のカラーは複雑に揺れ動く女性の感情を表現した色が続々と。右上から時計回りに:異なるテクスチャーとカラーで目元の立体感を引き出し、表情豊かに。アイディメンショナルクアッドパレット 03、02、01 各6,000円、指先にも心の色をオン! ネイルポリッシュ 53、55、57、54、56、52、58 各1,800円、まぶたに感情を映し出す、光のパウダー。シマリングカラーヴェール ステートメント 13、05、06、01 各3,500円、パウダーチークには女性の「優しさ」と「情熱」を表現した2色が仲間入り。チーキーシークブラッシュ 14、13 各3,000円、ピュアに、大人っぽく。ふっくらとニュアンスを放つ唇に。潤いもばっちり。シマリング リップジャム 23、21、22、24 各3000円/THREE

 CREA世代にもファンが多いTHREEのメイクもの。ここ数年、ヒットアイテムを連発し、各誌のベストコスメでも存在感を見せつける。今もっとも勢いがあるブランドと言っていい。そこで、クリエイションを手掛けるディレクターのRIEさんをお迎えし、THREEのメイクの世界をブラ魂! 個人的にもお気に入りの色が多いので楽しみだ。

 THREEのデビューは2009年。その登場は意表をつくものだった。スキンケア製品はオーガニック認定の植物原料や日本産の原料を積極的に使用し、ホリスティックなケアを提案。一方、メイクはエッジィなカラーやキラキラ系ありのモードな世界観。そのギャップに戸惑ったものだ。

 「スキンケアもメイクアップも“トータルにバランスをとる”という意味では同じだと思います。今の女性たちはナチュラルにこだわりながらファッションはとってもおしゃれでモード。メイクも枠にはまらずに自分らしく楽しんで欲しい。そんな想いを形にしたのがTHREEのメイクです」とRIEさん。ちなみにTHREEの由来となった「3」という数字には、異なる2つの概念から3つめの価値を創造するという意味もあるらしい。

 THREEのメイクの魅力はそのカラーバリエーションからもわかるはず。肌なじみのよい微妙なトーンが揃い、1色として同じ仕上がりはないほど複雑で繊細な質感を放つ。塗るだけで自然な陰影を生み出し、今どきの表情に変わる。

「色作りでは、誰もが使いやすいニュートラルなカラーをよりモードにしたいというのがあります。たとえば、ちょっとグレイッシュな深みを入れるとか、反対色を掛け合わせて影を作るとか。THREEらしさを仕込んで」(RIEさん)

 そこが知りたいんですよ。RIEさんが考えるTHREEらしさって?

「しなやかに『角』があること。ナチュラルな中にも主張・発信があるってことなのですが、洗練された発色やその人らしさが透けて見えるような透明感。光、ツヤ、輝きもそう。ただ、こうした仕上がりも肌の上で表現できないと意味がないのでテクスチャーがすごく重要。使いやすさにもつながるので研究員に嫌がられるくらいこだわっています」(RIEさん)

 新しい製品を生み出すのもTHREEの得意技。最近のヒットと言えば、肌の上でテクスチャーが透明になって色だけがふわっと残るフレッシュチーク、エピック ミニ ダッシュ。複数の色パールをちりばめたグレイッシュなニュアンスが絶妙なメズモライジング パフォーマンス アイライナーペンシルも悩ましいほどイイ色揃い。色の並びまでも美しい!

「気づいてくれて嬉しい。全体を見たときにハッと感じるのがコレクションだと思うので、色の配色や並んだときの色の見え方も考えて作っています」(RIEさん)

 大人の女性が気負わずに使えて仕上がりはモード風味のナチュラルメイク。THREEのメイクって気分も上がるけれど、安心でどこか心地よさを感じる。

「印象を変えたいときやメイクに迷ったときにTHREEに行けば大丈夫って思ってもらえたら嬉しいですね。メイクって楽しいと思ってもらえたら」(RIEさん)

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2017.02.05(日)

文=吉田昌佐美
撮影=吉田健一

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