雑貨マニアで旅のエキスパートの森井ユカさんの新刊『地元スーパーのおいしいもの、旅をしながら見つけてきました。47都道府県!』(ダイヤモンド社)に登場する中から、各都道府県の“選りすぐりの逸品”と、オモシロ&オイシイ地元話を特別公開!

 今回は北陸・甲信越エリアの「地元スーパーのおいしいもの」です。


◆ 新潟

「笹団子」と
日本紙風船屋の「紙風船」

左:「笹団子」
右:「紙風船」400円

 なぜスーパーに紙風船が? 実は日本で唯一残る紙風船の工場が新潟にあり、それを知ったスーパーの店長さんが販売を誘致したという、新潟のスーパー「原信」女池店のユニークな試み。他にも街の名店が少しずつ出品している店内は、まるで宝探ししているよう。

 そして新潟の和菓子といえば笹団子。私の両親が新潟出身のため、幼い頃から慣れ親しんだ味。改めてスーパーで山のように積まれた姿を見ると心が躍る。自分が大きくなったからか、ちょっと小さく感じてしまう。

2017.01.23(月)
文・撮影=森井ユカ