今日の絶景

今日の絶景

革命当時は牢獄としても使われた
イタリア風宮殿を擁するパリの公園

Magnificent View #1211
リュクサンブール公園(フランス)

(C)R. Ian Lloyd / Masterfile / amanaimages

 パリに数ある公園のなかでも、最も美しいと言われているのがこちら。文化人や芸術家が多く暮らす6区にあるリュクサンブール公園だ。

 もともとここは、1612年に建てられたリュクサンブール宮殿に付随する庭園だった。宮殿を造ったのは、名君アンリ4世の妻であるマリー・ド・メディシス王妃。結婚当初はフランス語が話せず、王宮に馴染めなかった彼女が、故郷のフィレンツェと同じ庭のある住まいを懐かしみ、イタリア様式の宮殿を建て、庭園を造ったのだという。

 四季折々の花が咲く庭園の中には、神話の登場人物や偉人などの彫像が60体以上並び、まるで屋外美術館のよう。

 宮殿は、フランス革命時には牢獄として使用されていたこともある。この国の歴史を見届けた庭園は今、市民の憩いの場に。日光浴をしたり散策をしたりと、街の人々が思い思いに時間を過ごしている。

2017.01.23(月)

文=芹澤和美

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