「トリサラ」に行くなら
ロイヤルシルククラスで

“微笑みの国”タイならではのホスピタリティを、機上から堪能できるタイ国際航空。そのやわらかなサービスの評判は、もちろん高い。

 で、プーケットへのアクセスはというと、やはり日本~バンコク間を週75便も飛んでいるタイ国際航空がいちばん。コードシェア便も数えればもっと多くのフライトから選べるという抜群の利便性を誇る。

 成田・羽田・名古屋・関空・福岡・札幌の各空港から飛び立てるので、日本各地のトラベラーにはとてもうれしい。もちろんバンコク~プーケット間も1日8便運航しているので、スムーズな日程が組めてバッチリだ。

 羽田~バンコクのフライトは仕事を終えてから利用できる深夜便で、帰国便をバンコク深夜発のフライトにすると、週末をまるまる使える弾丸トラベルを楽しむことができる。「トリサラ」のリトリートプログラムも1日に集約することができるので、濃密なウィークエンドを過ごすのもアリだ。

ラウンジには、本格的な施術が行えるトリートメントルームが3室ある。最後の最後まで、極楽スパ天国タイを味わえるという仕組み。

 そして、かなうならばビジネスクラスでの乗機がおすすめ。バンコク・スワンナプーム国際空港にあるタイ国際航空のラウンジは、英国の権威ある会社のリサーチで2016年度、ベストエアラインラウンジ・スパ施設賞を受賞しているからだ。

 このロイヤルオーキッドスパ・ラウンジで、全身マッサージを受けるにはファーストクラスに乗らなくてはならないが、ビジネスクラスであるロイヤルシルククラスのゲストは、首と肩マッサージとフットマッサージ(30分)が無料で受けられる。

 「トリサラ」で極楽なトリートメントを受けたら、そのままの気分で日本まで帰りたい。だからここはちょっと奮発して、ビジネスクラスでの移動を考えてみるのも一手だろう。

ビジネスクラスのタイセットメニューはカレーも組みこまれ、サラダ、スープなども本格的なタイ料理となっている。

 とくにビジネスクラスでは、タイ料理のセットメニューが選べるようになり、さらにはいつでも注文できるサイドメニューも取り入れられ、食に関するおもてなしもいっそう充実している。

 もちろん、エコノミークラスの機内食サービスも高い評価を受けていて、「ワールド・エアライン・アワード 2016」のエコノミークラス機内食部門で2位を獲得。文字どおり“おいしい”航空会社だ。

 やはりタイはフライトふくめて、スパと美食の国。おいしく、リラックスできる旅にしたい。

【取材協力】
タイ国際航空

電話番号 0570-064-015(日本地区コールセンター)
http://www.thaiairways.com/

大沢さつき(おおさわ さつき)
大好きなホテル:LAPA PALACE@リスボン
大好きなレストラン:TORRE DEL SARACINO@ソレント
感動した旅:フィリピンのパラワン島ボートダイビング、ボツワナのサファリクルーズ、ムーティ指揮カラヤン没後10周年追悼ヴェルディ「レクイエム」@ウィーン楽友協会
今行きたい場所:ナミブ砂漠
ブログ http://tabi-travell.com

Column

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2016.12.27(火)
文・撮影=大沢さつき