今日の絶景

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ロシア政治の中枢は「クレムリン」
その愛称は現地の言葉でどんな意味?

Magnificent View #1184
クレムリン(ロシア)

(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 アメリカはホワイトハウス、ロシアはクレムリン。クレムリンという言葉は、このように国政の中枢部を指して使われることが多いが、本来はロシア語で「城塞」という意味。ロシア各地にクレムリンがあり、城壁で囲まれたなかには、城や宮殿、聖堂などが立っている。

 そのなかでも、最も大きく有名なものが、モスクワのクレムリンだ。1156年に木造の砦として築かれて以降、各時代に改良が重ねられ、15世紀後半、イヴァン3世によって現在の形に整えられた。

 18世紀にサンクトペテルブルクへの遷都が行われ、一時は中枢としての機能を失っていたが、1917年にロシア革命が起きると、ふたたび政治の表舞台に。現在もロシアの大統領府が置かれている。

 総延長2235メートルの城壁に囲まれた敷地内には多くの建造物が立ち、ウスペンスキー大聖堂や武器庫など一部が観光客に開放。近年は、考古学の発掘調査も行なわれ、注目を集めている。

2016.12.27(火)

文=芹澤和美

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