発酵生活研究家 栗生隆子のナチュラルライフ

発酵生活研究家 栗生隆子のナチュラルライフ

知っているようで知らないナチュラル洗剤
大掃除にも使える「お米の発酵水」 って?

年末の大掃除は
“ナチュラルクリーニング”で家じゅうをピカピカに

 年末の大掃除はもちろん、毎日の掃除を憂鬱な気分でやりたくない! それならちょっと目線を変えて、ナチュラルクリーニングを実践してみませんか? 地球環境にもやさしい素材を使った、エコ掃除。部屋がきれいになる上に、ちょっといいことをしている気分になれるかも。

 「今年も年末の大掃除をしなくては……」と、どんより気分のみなさん。ナチュラルクリーニングで気分もスッキリ、楽しい気持ちで新しい年を迎える準備を整えて!

<ステップ1> ナチュラル洗剤を準備しよう

自然素材を使ったナチュラル洗剤の
汚れ落とし力にビックリ!

 ナチュラルクリーニングとは、合成洗剤ではなく、人や環境に優しい自然界にある素材を使って掃除をする方法のこと。重曹やセスキ炭酸ソーダ、クエン酸などが代表的なものですが、さらに最近話題となっているのが「お米の発酵水」です。

「お米のとぎ汁は、昔から生活の中で活用されていました。掃除はもちろん、とぎ汁洗顔や植木の水やりに使えることも知られています。そんな“おばあちゃんの知恵袋”をもう少し応用し、とぎ汁を発酵させたのが『お米の発酵水』。とぎ汁を一日置いておくだけで発酵が進み、還元力が高まり、汚れがスルスル落ちるのです。安心な成分なので二度拭きも不要です。さらに柑橘系の果物はクエン酸代わりとして掃除に使えます」(発酵生活研究家 栗生隆子さん)

 まずは、それぞれのナチュラル洗剤がどんな汚れに強いのかを知っておきましょう!

スーパーやドラッグストア、100円ショップなどで購入できる重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダ。

 市販されているナチュラル洗剤は、それぞれ次のようなところの掃除に向いています。また、重曹とクエン酸を混ぜて、発泡水にする使い方もあります。

●重曹/アルカリ性
研磨力があるので鍋のコゲ落とし、食器洗い、消臭に。
※重曹水の作り方:小さじ1、水100ml(お湯を使う場合は、40℃くらいで)

●セスキ炭酸ソーダ/アルカリ性
油汚れに強く、食品のたんぱく質、手あかを落とす。
※セスキ炭酸ソーダ水の作り方:小さじ1/2、水500ml

●クエン酸/酸性
カルキを分解し、水あか、石けんかすなどを落とし、除菌作用がある。
※クエン酸水の作り方:小さじ1、水100ml

重曹+クエン酸の発泡水。重曹とクエン酸を2:1の割合で混ぜると、アルカリ性と酸性が反応して発泡。この泡が水あかやカビなどの汚れをスルリと取ってくれます。排水溝のぬめりを取るのにもおすすめ。※重曹+クエン酸の発泡水の作り方:重曹 小さじ2+クエン酸 小さじ1+水 500ml

 洗剤以外にも、細かい汚れを落とすのに便利な道具を用意しておくと、掃除が楽になります。次のような道具があるとよいでしょう。

●メラミンスポンジ
メラミン樹脂を固めた研磨剤。コゲ落としなどしつこい汚れに、ナチュラル洗剤とともに使う。

●マイクロファイバー雑巾
超極細繊維がホコリや汚れを取る。吸水力、速乾性もある。

●ブラシ
細かいところの汚れが落とせるもの。歯ブラシでもOK。

●スプレーボトル
ナチュラル洗剤を水に溶かしてスプレーするのに便利。

●ガラスビン
ナチュラル洗剤の保存に、ガラスビンに移し替えるとオシャレ。

掃除の際にあったら便利な道具。100円ショップでも手に入る。

<次のページ> 自宅で作れるナチュラル洗剤の作り方

2016.12.10(土)

文・取材=垣内栄
撮影=深野未季

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