今日の絶景

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18世紀のマハラジャが作った天文台は
現在も正確に天体の位置を計測可能

Magnificent View #1149
ジャンタル・マンタル(インド)

(C)Jeremy Woodhouse / Masterfile / amanaimages

 一見すると現代アートのようなこの建造物は、インドのジャイプールにある天体観測施設。なんと、今から280年以上も前に完成したものだ。

 この施設を造ったのは、ジャイプールの建設者でもあり、街を発展に導いたマハラジャ、サワーイ・ジャイ・シン2世。彼は天文学に造詣が深く、領土に5つの天体観測施設を造った。なかでも最大のものが、この施設だ。

 敷地内に並ぶのは、太陽や月の運行や惑星の位置を計測する観測器の数々。石やレンガでできているうえ、はるか昔に造られたものだから、さぞかし簡素な造りかと思いきや、これがとても精密。例えば、高さが約27メートルもある巨大な日時計は、2秒単位で時間を計測でき、子午線も測ることができる。

 現在もほぼ正確に星座の位置を知らせ、時を刻み続けているジャンタル・マンタル。その名は、現地の言葉で「魔法のしかけ」を意味するという。

2016.11.22(火)

文=芹澤和美

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