ストイックな状況を作り、乗り越えた苦しい時期

――ちなみに、その時期をどう乗り越えたんですか?

 僕を応援・支持してくれるみなさん、そしてそばにいてくれる家族のためにも、この状況を克服しなきゃいけないと思うようになったんです。まずは、見た目のために、あまり食べないよう、お酒も飲まないようにしました。そういう過酷な状況を作り、レッスンを重ねることによって、いろんな機会に恵まれるようになったんです。それにより自分で感じたことは、幸せな人生を得るためには、僕は死ぬまで努力をしなければいけないということ。だから、これからも頑張っていきたいと思います!

――さて、主演映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』のオファーが来たときの率直な心境を教えてください。

 僕は13年から2年間、芸能活動を休止していたこともあり、これから韓国での活動だけでなく、日本でもたくさん活動したいと思っていました。そんなとき、この映画のお話をいただいたので、これまで僕を知らなかった日本の方と出会うことができる、いい機会になるのではないか、と思ったんです。

――とはいえ、日本における個人での俳優活動ということで、プレッシャーはありませんでしたか?

 いちばんのプレッシャーは、セリフの半分以上、いや9割以上もある日本語のセリフでした。しかも、ただ単に覚えるだけでなく、その内容を理解し、日本の文化に合った演技をすることも必要だと思いました。だから、さらに難しく、時間もかかったのですが、周りのスタッフさんのご協力や過ごしやすい現場の雰囲気もあり、なんとか撮影を終えることができました。

2016.11.03(木)
文=くれい響
撮影=深野未季