中村恭子のゆるマクロビをはじめよう

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旬のおいしさがギュッと詰まった
「ゆるマクロビ」秋の野菜・果物辞典

【秋の食材】さつま芋

 「さつま芋」は痩せた土地でも育つので、昔は飢饉の際に人々を救う役割を担っていました。主成分はデンプンですが、カロリーは米や小麦の1/3程度と低く、イモ類の中で最もビタミンCの含有量が多いほか食物繊維がたっぷり含まれており、体の内も外もキレイにしてくれる優秀な野菜です。皮の赤い色素に含まれるアントシアニンには抗酸化作用がありアンチエイジング効果も期待できます。

 そして、なんといっても女性にとってうれしいのは、ホクホクとした食感と甘さ。マクロビ的には甘味料やフルーツなどの甘味の多くは体を冷やす陰性に属すのに対し、さつま芋は地中に育つ根菜のため体を温めると考えます。冷え性の方にとっては安心して取り入れられる天然のスイーツです。

 この甘味は、デンプン分解酵素のアミラーゼによるもので、ゆっくりと加熱することによって引き出されます。ふかし芋や焼き芋などの昔ながらのおやつは、涼しくなり始めるこれからの季節、ぜひ取り入れたいものです。

 また漢方では気力と体力をつける食材と言われている「さつま芋」。なんとなく元気がない時、ここ一番にスタミナをつけたい時、そんな時には優しい甘さで心も体もほっとするさつま芋を食べてみてくださいね。

◆「さつま芋」のマクロビレシピ

さつま芋のスイーツサラダ

 秋においしい、さつま芋とリンゴを使ったマクロビレシピです。味の決め手は豆腐マヨネーズ。食感のアクセントに、ローストしたクルミをプラスします。

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甘酒スイートポテト

 さつま芋の定番スイーツ、スイートポテト。甘味料として使用するのは、栄養が豊富で「飲む点滴」とも言われる甘酒です。

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皮ごと美味しいさつま芋のポタージュ

 ホクホクしたさつま芋の食感が楽しめる、優しい味わいのポタージュレシピ。味付けは塩麹のみなので、薄味に仕上げれば離乳食にも応用できます。

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さつま芋と根菜のけんちん汁

 味噌仕立てのけんちん汁。ボリューム満点なのでたっぷり作りおきをしておけば、これだけで軽食にもなりますし、温め直すごとに味わいが変化し、日に日に美味しくなります。

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2016.10.16(日)

文=中村恭子
撮影=秋元良平

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