薄力粉パンはふんわり＆あっさりで食べやすい
できあがりのメロディーが鳴ったら、「とりけし」キーを押して完成です。
偏ることなく、きれいに焼き上がりました！ とても良い香りです。オーブンで一から食パンを焼こうとすると、工程ごとに混ぜたり成型したりとなかなか目が離せませんが、焼き上がりまでおまかせできるのは本当に便利ですね。コゲる心配もほとんどないので、タイマー機能を使って翌朝焼き立てを食べる、なんて夢のようなこともできちゃいます。
粗熱を取って、切ってみました。食感はふんわりとしていて、味はほのかに甘く、クセがないのでそのまま食べても、サンドイッチなどに使ってもおいしいです。
強力粉と具材の自動投入を使った、クルミパンも焼いて食べ比べてみました。こちらもふんわり食感ですが、薄力粉パンよりも少しだけモチッと感が強いようです。クルミはまんべんなく全体に混ざっていて、バッチリです。
ちなみにこのクルミパンは「早焼き」コースを使用したので、2時間20分ほどで焼き上がりましたが、薄力粉パンは3時間50分、強力粉で作る基本の食パンも3時間40～45分ほどかかります。
焼き上がり後はすぐにパンケースから取り外して粗熱を取ったほうがきれいに仕上がるので、食パンを作る際はレシピブックにある調理時間の目安とタイマー機能を上手に利用すると、失敗をより減らせそうです。
齋木香奈美(さいき・かなみ)
雑誌やWebを中心に家電の最新情報や便利な使い方などを紹介。仕事帰りに家電量販店を巡り、おもしろい、ニッチなグッズを試すのが趣味。
Column
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2016.09.23(金)
文・撮影＝齋木香奈美
