今日の絶景

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豪華絢爛を極めたヴェルサイユ宮殿で
貴族たちがおまるを使っていた理由は

Magnificent View #1085
ヴェルサイユ宮殿(フランス)

(C)R. Ian Lloyd / Masterfile / amanaimages

 世界で最も華麗な宮殿といわれるのが、パリ郊外にあるヴェルサイユの宮殿。ルイ14世が絶対王政の権威を示すため、巨額の費用をかけ1682年に建造した。

 その名を聞いてとっさに『ベルサイユのばら』のきらびやかな貴族の衣装を思い浮かべる人もいるだろう。実際、館の中では豪華絢爛な生活が繰り広げられ、現代に続くルールやエチケットも生まれた。

 宮殿の中で最も有名な場所が、ご覧の「鏡の間」。祝宴や儀式、 外国から訪れた特使との謁見の間として使われていた特別な部屋だ。小さな鏡でさえ高級品だった時代、長さ73メートル、幅10メートル、高さ12.5メートルの回廊の壁一面に鏡を配したこの空間は、王の権力を見せつける場所でもあった。

 そんな華麗で広大な宮殿でありながら、トイレは王族用のものが1カ所しかなく、貴族たちが“おまる”を使っていたというのは有名な話。華やかなその裏には、なみなみならぬ苦労話がありそうだ。

2016.09.19(月)

文=芹澤和美

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