今日の絶景

今日の絶景

スイスのパブリックイメージを覆す
陽気な湖畔の街の公用語はイタリア語

Magnificent View #1084
ルガーノ(スイス)

(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 スイスというと、雪山や高原のイメージが強い。だが、ヤシの木が茂り、亜熱帯の花が咲く街もある。南部にあるルガーノは、南国風情をも漂わせる美しい湖畔のリゾート地だ。

 ここはスイスで唯一、公用語にイタリア語のみを使用しているティチーノ州最大の都市でもある。イタリアとの国境に近く、文化や風習、食だけでなく、人々の気質もおおらかでイタリア的なのだそう。

 ご覧の風景は、山々に囲まれたルガーノ湖。古くから風光明媚な避寒地として愛される場所だ。1848年から運航している遊覧船があり、春から秋にかけてはクルーズも楽しめる。

 ノーベル文学賞作家のヘルマン・ヘッセもこの景色と穏やかな気候が気に入り、晩年を過ごしたというルガーノ。今も北ヨーロッパの気温が下がると、多くの人が太陽を求めてこの街にやって来る。

2016.09.18(日)

文=芹澤和美

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