日本のいい男市場、生産&供給率ナンバーワンの芸能事務所といえばジャニーズ。いい男が集まる事務所には、心温まるいい話があるもの。年に150本のステージを観ることもある生粋のジャニヲタで、ジャニーズを知らない人にその人の好みに合うグループを紹介する“ジャニーズソムリエ”を自称するライターが、“ジャニヲタの敵”とされる出版社で、ジャニーズ愛を叫ぶ。

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台頭するセレブ系ジャニーズ

●嵐のコンサートはここを見て!
豪華で派手で最先端。毎回、明確なコンセプトが貫かれ、メンバーのアイディアと厳しい修練の上に成り立つサプライズも満載。アルバムを聴いて予習していけば、歌やダンスで一体感を得られること必至。アリーナならファンサも期待できる。それはまさに“夢の国”。

 「アイドルは無知」「アイドルは貧乏」……世の中のアイドルに対する偏見はまだまだ数多く存在しているが、そんなレッテルを剥がすことに貢献したのは、何と言っても嵐の櫻井だ。

 慶應大の経済学部を卒業し、ニュースキャスターとしても活躍。英語も世界情勢も、忙しい合間を縫ってちゃんと勉強している。そんな櫻井の母と昔からの知り合いだったのがキスマイ千賀の母。千賀の両親はそれぞれ会社を経営、祖母は、「デビューシングルを爆買いして近所に配った」という豪快伝説の持ち主だ。

●ジャニーズWESTのコンサートはここを見て!
ワッショイ系な楽曲の多さから言えば、関ジャニ∞の直系だが、関ジャニよりもダンス好きが揃う。ハッチャケ感とクールさとのギャップなど伸び代はイッパイ。チャレンジ感満載のライヴはこちらも“フェス型”。先物買い好きにオススメ。

 関ジャニ大倉の父は「鳥貴族」の社長、ジャニーズWEST中間(関西学院大卒で中国語が堪能。父親が台湾人)の実家は貿易会社を経営、セクゾのマリウス葉の父(ドイツ人)は貴族出身など、最近はグループに1人程度はセレブキャラが。彼らは裕福な家庭を笑いのネタにし、お金では手に入らない喝采や栄光を目指す。故に芸事に対する姿勢はピュアなのである。

●Sexy Zoneのコンサートはここを見て!
ピュア系の松島、ちょいやさぐれ系の菊池など、個性にばらつきはあれど、メンバー全員が王子様的素養を持つ稀有なグループ。彼らのライヴでは誰もが“姫”気分。“俺じゃダメか?”なラブビームを無邪気に振りまき、そこにいる誰もが“乙ゲー”の主人公に。

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2016.09.03(土)
Text=Guriko Kurabe
Illustrations=Keita Mizutani

CREA 2016年9月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この特集の掲載号

いい男がいっぱいだと幸せ。

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