今日の絶景

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モンゴルの遊牧民のゲルが点在する
草原地帯の人口密度は意外に高い?

Magnificent View #1062
ウブルハンガイ(モンゴル)

(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 モンゴル中央部にあるウブルハンガイ県。その名は、この国の言葉で「ハンガイの南」を意味するとおり、壮大なハンガイ山脈の南側に位置している。

 このエリアは、かつてモンゴル帝国が史上最大の国家であった時代に首都であったハラホリン(旧カラコルム)があることでも知られている。

 モンゴルの地方というと、壮大な草原がひたすら広がっているようなイメージもある。だが、このエリア全体の人口密度は比較的高く、一世帯当たりの放牧地が限られているのだそう。

 とはいえ、ほかに産業もなく、約8割の世帯が遊牧民をして生計を立てているのが現実。昔からほとんどの人が、ゲルと呼ばれる木とフェルトでできた住宅に住み、羊や牛、馬などの家畜を放牧して暮らしてきた。

 都会までの道路も整備され、近年は都会に出てゆく若者も多いとはいえ、首都のウランバートルまでは約400キロ。遊牧の風景は、まだまだ途絶えることがなさそうだ。

2016.08.27(土)

文=芹澤和美

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