待望のミシュランガイド、シンガポール版がついに発表!

リゾート・ワールド・セントーサで行われたガラディナー。

 さる2016年7月21日、みんながその上陸を首を長くして待っていた東南アジア初の『ミシュランレッドガイド』が発売になりました。

 星を獲得したレストランは全部で29軒。唯一の3ツ星獲得店は「ジョエル・ロブション」。発表当日のレセプションには、フランス本国からロブション氏ご本人も出席し、舞台上で大きな喝采を受けていました。

シンガポールの有名シェフが勢揃い。

 特筆すべきポイントは、星付きとなった29店舗のうち、日本人シェフが8名もいること! 2ツ星には、陳健太郎さんがエグゼクティブシェフを務める「四川飯店」と、2016年3月にオープンしたばかりの気鋭の新店である石橋正和さんの寿司店「小康和」の2軒が選ばれています。29軒のなかで唯一のイタリアンレストランである「terra」を率いるのは、若きオーナーシェフ中原勢太さん。いろいろな文化や人種が交錯するシンガポールでの日本人の活躍はうれしいものです。

ロブション氏も来星しました!

 また、シンガポール版ならではの面白い点はストリートフードが2軒も星を獲得していること。「吊橋頭 大華豬肉粿條麵 / Hill Street Tai Hwa Pork Noodle」と「香港油鶏飯麵 / Hong Kong Soya Sauce Chicken Rice & Noodle」という、いわゆる屋台のごはんで、値段も4ドル(300円くらい)と破格の安さ!

 ミシュランの長い歴史のなかでも屋台ごはんが選ばれたのは初めてとのこと。シンガポールのフードシーンを語る上では欠かせない「ホーカー(昔ながらのフードコートで、いわゆる屋台村)」が選ばれたということは、シンガポーリアンにとってはとても名誉なことだったに違いありません。受賞式でも、この2軒のオーナーが壇上に呼ばれたときには、ひときわ大きな歓声が上がっていました。

 ミシュランもいいけど当地ならではの料理が食べたいという人は(もちろん上記の屋台もれっきとしたシンガポールフードです!)、ミシュラン1ツ星を獲得したプラナカン料理にトライしてみてはいかがでしょう。

文・撮影=マンゴスティン倶楽部