今日の絶景

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『フランダースの犬』の悲しい終幕の
舞台となったアントワープの大聖堂

Magnificent View #1058
アントワープ聖母大聖堂(ベルギー)

(C)Allan Baxter / Masterfile / amanaimages

 名前を聞いてピンと来なくても、『フランダースの犬』のラストシーンで、少年ネロと愛犬パトラッシュが天に召された場所といえば、なんとなく風景が思い浮かぶだろうか。

 アントワープ聖母大聖堂は、建設工事に約170年をかけ1521年に完成したゴシック様式の建物。高さは123メートルもあり、ベルギー第二の都市アントワープのランドマークにもなっている。

 物語は悲しい結末を迎えたが、大聖堂の内部は、ステンドグラスから入る太陽の光が白い壁や天井に優しく反射し、明るい雰囲気。少年と犬が力尽きる前に眺めた画家ルーベンスの大作『キリストの降架』をはじめ、宗教芸術の傑作も多く飾られている。

 ちなみに、日本では有名な『フランダースの犬』は、本家アントワープでは有名ではないのだそう。日本人観光客の熱望により、近郊にネロとパトラッシュの銅像が立てられている。

2016.08.23(火)

文=芹澤和美

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