今日の絶景

今日の絶景

失脚したムバラク大統領が偏愛した
紅海を望むエジプトの一大リゾート地

Magnificent View #1049
シャルム・エル・シェイク(エジプト)

(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 シナイ半島南部にあるシャルム・エル・シェイクは、エジプトきってのリゾート。中東のみならず、ヨーロッパ各国から観光客が訪れる人気のバカンス地だ。

 ここはかつて、辺鄙な漁村にすぎなかった。だが、半島の南端にあり、アカバ湾の入り口に面したロケーションが戦略的に好立地であったため、エジプト海軍の基地が置かれ、たびたび戦場となった。

 1967年の第三次中東戦争でイスラエル軍がシナイ半島を占領。このとき、イスラエルはここにリゾートホテルやダイビングクラブなどを建設し、リゾート開発を進めた。

 1979年のエジプト・イスラエル平和条約により、シナイ半島はエジプトに返還。その後も、エジプト政府は国際空港を建てるなど観光開発を続行。一帯を中東随一の高級リゾート地へと変身させた。

 ホスニー・ムバラク元大統領は、現役時代、閣僚を呼び寄せて政務を執ったり、各国の首脳会議を行うほど、ここを気に入っていたのだとか。2011年の失脚後は、ここに逃亡し暮らす計画も立てていたのだとか。

2016.08.14(日)

文=芹澤和美

同じテーマの記事

もっと見る

TRAVEL} 新着記事

もっと見る

  • X BRAND
  • ILTM
ページの上部へ