今日の絶景

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全身を赤く塗り尽くす風習で知られる
「世界で一番美しい民族」とは?

Magnificent View #1019
ヒンバ村(ナミビア)

(C)Nico Tondini / Masterfile / amanaimages

 世界で一番美しい民族と呼ばれているのが、ナミビア北西部のカオコランド地方に暮らすヒンバ族。彼らは電気もガスもない村の中で、牛糞を固めた家に住み、牛やヤギを飼い生活を営んでいる。

 女性たちのファッションは独特だ。着用している衣服は皮製の腰布のみ。髪と体には、赤石を削った粉や灰、牛脂などを混ぜた「オカ」を塗る。オカで固められた髪の先には羊毛で作った髪飾り、さらに手首や足首にもたくさんのブレスレットが。

 また、生涯にわたって入浴をする習慣がない彼女たちは、家の中で香木を炊きしめ、その煙を全身にまとう。ちなみに、オカは強い日差しや乾燥から肌を守るボディクリームでもあり、虫よけでもあるのだそう。

 全身を赤く塗りアクセサリーを多用するいでたちは、彼女たち民族の誇り。だが、観光客が訪れるようになった近年は、村にも現代文明の波が押し寄せ、そのライフスタイルも少しずつ変わりつつあるのだという。世界で最も美しいヒンバ族の文化が見られるのも、今のうちかもしれない。

2016.07.15(金)

文=芹澤和美

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