今日の絶景

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カンボジアに恵みをもたらす湖は
季節によってサイズが著しく変化する

Magnificent View #1003
トンレサップ(カンボジア)

(C)dk & dennie cody / Masterfile / amanaimages

 トンレサップは、トンレサップ川を経由してメコン川とつながる東南アジア最大級の湖。その名は、現地の言葉で川を表す「トンレ」と、巨大な淡水湖を表す「サップ」から付けられた。

 湖の面積は、乾季は琵琶湖の約3倍、雨季は10倍以上にもなる。季節によって大きさが変化するのは、夏のモンスーンの時期になると、それまでメコン川に流れ込んでいたトンレサップ川の水が湖に逆流するため。

 季節による面積の拡大と縮小は、この地に大いなる恵みをもたらしている。雨季は湖周辺の森林が栄養豊富なメコン川の水に浸ることから、プランクトンが大量に発生し、産卵やエサを求める魚がたくさん集まるのだ。

 そんな豊かな湖だから、水上生活者の数は世界最大規模。約100万人が暮らし、水上村をボートで見学するツアーは、観光の目玉となっている。

2016.06.29(水)

文=芹澤和美

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