今日の絶景

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モロッコの古都マラケシュに残る
宰相の豪邸の名の意外な由来とは?

Magnificent View #999
バイア宮殿(モロッコ)

(C)Nico Tondini / Masterfile / amanaimages

 昔ながらのイスラム建築が並ぶマラケシュの一角に立つ美しい建物は、バイア宮殿。アラウィー朝の王、ハッサン1世の宰相だったブー・アフメドの邸宅として、19世紀末に建てられたものだ。

 緑あふれる中庭は、マラケシュの暑い夏を忘れさせてくれる空間。レースのように繊細な透かし彫りのアーチや、天井の壁画、鮮やかなタイルの床など、いたるところに施されたイスラム芸術にも目を奪われる。

 ブー・アフメドには、4人の妻と24人の側室がいた。この建物にはそれぞれの部屋が用意されていることからも、彼が王さながらの財と権力を持っていたことが想像できる。

 ちなみに、彼が最も寵愛したのは第3夫人だったのだとか。宮殿の名は、バイアという彼女の名前に由来している。

2016.06.25(土)

文=芹澤和美

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