#097 Kota Kinabalu
コタキナバル(マレーシア)

ボルネオ島の玄関口には成田からの直行便も就航

市街地からボートに乗って約15分でアプローチできる、トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立海洋公園。

 マレーシアはマレー半島と海を隔てたボルネオ島北部の2つに国土が分かれます。ボルネオ島側(東マレーシア)のサバ州の州都であり、玄関口であるのがコタキナバル。成田と直行便で結ばれ、所要時間は約6時間。お気軽ながら、多様なネイチャー体験ができるのが魅力です。アクセスのハードルが低いので、キッズからOK!

船着き場のジェッセルトン・ポイントにはレストランやショップも。

 たとえば、離島へ渡ってスノーケリングもお手軽。

 トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立海洋公園へは、コタキナバルの市街地の北端にある船着き場、ジェッセルトン・ポイントからボートで約15分。サンゴ礁がすくすくと育ち、年末にはジンベエザメも出没するとか。5つの島々からなり、サピ島、マムティック島、マヌカン島は、トイレなどの施設が用意され、ツアーでなくても訪れることができます。

ガヤ島にある全室水上コテージのガヤナ・エコ・リゾート。
水上コテージへボートで海を渡って朝食を運ぶサービスも。

 トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立海洋公園には、リゾートホテルもあります。公園内で最大のガヤ島には、全室水上コテージの「ガヤナ・エコ・リゾート」や姉妹ホテルでワンランク上の「ブンガラヤ・アイランド・リゾート」、そしてマレーシアで展開するYTLラグジュアリー・リゾートの一員の「ガヤ・アイランド・リゾート」の3軒が展開。

2016.06.18(土)
文・撮影=古関千恵子