ほっとできる“おふくろの味” 東京の家庭料理の店11選

ほっとできる“おふくろの味” 東京の家庭料理の店11選

丁寧に仕込んだ“だし”が絶品!
荒木町の野菜料理はやさしい味わい

 おとなになって、高級なレストランに行くようになったし、おしゃれな料理もたくさん知っている。でも、ふとした瞬間に、母の手料理が恋しくなったりしませんか?

 カレー、生姜焼き、ハンバーグ、肉じゃが……。慣れ親しんだあの味に出合える、ほっとできる家庭料理のお店をご紹介。

» 第1回 食べだしたらとまらない「鶏の唐揚げ」
» 第3回 やっぱり食べたい「魚」
» 第4回 おとなになっても好きな「カレー」
» 第5回 ふっと恋しくなる「生姜焼き」
» 第6回 ニッポンのうまい「洋食」
» 第7回 懐かしの「卵焼き」
» 第8回 ときどき食べたい「ハンバーグ」
» 第9回 ほっこりやすらぐ「汁もの」
» 第10回 ぐつぐつ「煮物」
» 第11回 結局おいしい「ごはん」

【おふくろの味】
#02 野菜

 忙しい毎日、野菜が食べたい時に、たっぷりおいしく食べられる一軒。だしの香りが楽しめる個性ある料理で季節を感じながら。

日本の家庭料理には昔からだしが欠かせません

◆ やくみや[荒木町]

島豆腐を使った、苺と春菊、椎茸の白和え 700円(手前)。椎茸の含め煮が、苺の酸味と春菊の苦味をまろやかに。食感の妙が楽しめる焼き油揚げとわけぎと茗荷のヌタ 700円(奥)。

 新宿ゴールデン街から荒木町に移転して9年。店主で料理人の林佐和さんと利き酒師でソムリエの石塚朝子さんが迎えてくれる「やくみや」は、季節感のある手づくり料理と、選りすぐりの酒を揃えた居心地のよい店だ。旬の素材から調理法を選べるセミオーダー制で、刺身一切れからでも注文できるのが魅力。

左:野菜のうま味がしみじみ伝わる、茄子の冷たい含め煮 700円。
右:女性ひとりでも気軽に座れるカウンター席。

 林さんの手による筋の通った和食は、どれも素材のおいしさを際立たせたやさしい味わい。その基本は毎日丁寧に仕込んでいるだしにある。真昆布とかつお節をかけ合わせただしの香りは実に穏やか。上品な甘みと澄んだうまみが口の中で広がる、真摯な仕事ぶりを味わって。

「お酒選びは料理とお客様の体調も考えます」

やくみや
所在地 新宿区荒木町1 なかばやしビル2F
電話番号 03-6318-3421
営業時間 月、水~土曜18:00~23:00(L.O.)、
日17:00~22:00(L.O.)
定休日 火曜、祝日
席数 20
自家製つけもの盛合せ 500円、
季節の野菜のシンプルサラダ 700円
※カード利用不可、価格はすべて税込

<この記事の掲載号>

CREA 2016年6月号

がんばりたくない人のための
だらだらリラックスのすすめ。

定価780円

2016.05.25(水)

文=大嶋律子
撮影=釜谷洋史

※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

CREA 2016年6月号

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