今日の絶景

今日の絶景

2015年に日本との国交が結ばれた
人口わずか1500人の小さな島国

Magnificent View #961
ニウエ島(ニウエ)

(C)R. Ian Lloyd / Masterfile / amanaimages

 南太平洋にぽつんと浮かぶニウエ島は、面積約260平方キロメートル、人口約1500人。規模こそ小さいが、ここは立派なひとつの国だ。

 もともとニュージーランドの一部だったが、1974年に内政自治権を獲得し、事実上の独立。現在、19カ国と外交関係を築き、日本には2015年に、国家として承認されている。

 議会の定員は20名。現首相が外相なども兼任し、他の閣僚は3名のみと、政府もミニマムサイズ。

 主な産業はパッションフルーツやバナナの栽培など。だが、国土が狭く農地が不足しているうえ、たびたびサイクロンに襲われるため、農業も伸び悩んでいる。そこで、国をあげて観光開発に乗り出したものの、人気はいまひとつで計画は頓挫。

 経済状況もいいとは言えず、国民は自由連合関係のあるニュージーランド国籍も持つことから、島を脱出して同国へ移住する人が続出。現在のニウエは、そうした人々からの送金に支えられているのが実情だという。

 とはいえ、ご覧のような手つかずの自然は大きな魅力。海は美しく、治安も抜群にいい。観光客も少なく、この小さな国を旅すれば、ゆったりと満喫できそうだ。

2016.05.18(水)

文=芹澤和美

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