今日の絶景

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台北中心地の公園の名に冠された
「二二八」という数字が表す意味は?

Magnificent View #960
二二八和平公園(台湾)

(C)Brian Sytnyk / Masterfile / amanaimages

 台北の中心地にあり、都会のオアシスでもある二二八和平公園。散策コースあり、鯉やアヒルが泳ぐ池あり、野外劇場あり、国立台湾博物館ありと、広大な敷地内には癒しスポットや見どころが点在している。

 この公園が完成したのは、日本統治時代の1908年。大規模な都市計画の一環として造られた。

 台湾に建設された最初のヨーロッパ風近代的都市公園であることから、名前は台北新公園に決定。現在の名称に変わったのは、1996年のことだ。

 その名を聞いて、二二八事件を思い浮かべる人もいるだろう。二二八事件とは、1947年2月28日に起きた、国民党政府による台湾人への弾圧事件。犠牲となった台湾住民を追悼する紀念碑を園内に建立したのを機に、公園の名称も改められたのだ。

 平和をその名に冠した公園は今、台湾市民の憩いの場に。園内には、ゆったりと穏やかな時間が流れている。

2016.05.17(火)

文=芹澤和美

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