「さやいんげん」のマクロビレシピ

■材料(4人分)
【具材】
・さやいんげん:60g
・糸コンニャク:60g
・干しシイタケ:1枚
・干しシイタケの戻し汁:60cc
・醤油:小さじ1/2
・みりん:小さじ1

【白和え衣】
・木綿豆腐:120g ※水切り前 豆腐約1/2丁(150g)使用
・甜菜糖:小さじ1+1/2
・自然塩:小さじ1/2
・白練り胡麻:小さじ1
・白すりごま:大さじ1

■作り方
(1) 豆腐は塩少々を入れた熱湯で茹でて水切りし、乾しシイタケは水で戻す。コンニャクは水から茹でて沸騰後1分ほどあく抜きをしてから、水気を切っておく。
(2) 鍋に、干しシイタケの戻し汁、しょう油、味りんを加え、薄くそぎ切りにした干しシイタケと糸コンニャクを入れて煮切る。
(3) さやいんげんは洗い、塩少々をまぶし両手でこすり合わせるようにして(板摺り)から熱湯で茹でた後、長さ2センチの斜め切りにする。

下準備した具材。煮切った具材はザルなどにあげて更に水分を切ること。

(4) 水切りした豆腐を裏ごしして、甜菜糖、塩、練り胡麻とすりごまを合わせてあえ衣を作る。

万能漉し器は平らな皿などの上にセットすると作業しやすい。

【仕上げ】
食べる直前に、あえ衣と具材(さやいんげん、干しシイタケと糸コンニャク)をあわせ、器に盛る。

※豆腐の水切りは重しを乗せてしばらく置くなど、他の方法でも良い。
※万能漉し器がない場合は、すり鉢を使い滑らかになるように擦る。
※他に人参などの具材を入れても華やかな色合いに仕上がる。

今回のマクロビレシピに欠かせない食材はこれ!

» 味りん

» 醤油

» 甜菜糖

» 自然塩

» 干しシイタケ

中村恭子 (なかむら きょうこ)
地産地消料理研究家/健康管理士
クシマクロビオティックス・コンシェルジュ/食育アドバイザー
2011年東京都より長野県茅野市に移住。同年、自身のプロデュースするオールベジの焼き菓子を提供するCafe 楢 Oak(カフェオーク)をオープン。また地産の伝統野菜を紹介するイベントの企画・運営や、それらを使ったオールベジ料理・菓子のメニュー開発等を行う。東京・蓼科で月に一度オールベジ料理を食べて学ぶ料理教室を主催。
ブログ(毎週水曜日更新) http://www.cafe-oak.net
※カフェの営業はゴールデンウィーク・夏季シーズンのみ
Facebook https://www.facebook.com/kyoko.nakamura.18

撮影/秋元良平 http://ryohei-akimoto.jp

Column

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2016.05.10(火)
文=中村恭子
撮影=秋元良平