羊のまなざしに癒される!

羊のまなざしに癒される!

カメラ目線で微笑む羊のまなざしは
見る者すべてをメロメロにする!

 まきばカメラマンの平林美紀さんが撮影した羊のつぶらな“まなざし”と“おしり”コレクションを大公開!

» 第2回 柵越しに見つめるイギリス原産の羊
» 第3回 イギリスにしかいない珍しい羊

羊のまなざし傑作選〈その1〉

「毛色も顔つきも様々な羊、そこがまた面白いです」。(平林さん)
冬の北海道で撮影。雪まみれの羊がカメラ目線でにっこり微笑んでいるよう。

 羊の写真を撮り始めてから早いもので10年が経ちました。きっかけは、2005年に1年間のワーキングホリデーで訪れたニュージーランド。いろんな牧場で働きながら撮影旅行をするのが目的でした。

 羊といえば、「観光牧場のふれあい広場にいるフレンドリーな動物」というイメージでしたが、ニュージーランドで出会った羊たちは本来の臆病な性格そのまま。ふれあうのはおろか、柵の間からそっとカメラを構えるだけでも、あっと言う間に広い放牧地の彼方へ逃げてしまうのが普通でした。でもなかには、立ち止まってカメラに目線をくれる羊もいて、レンズ越しに見つめ合う数秒間は完全に心が奪われていました。羊のまなざしには人を虜にする不思議な魔力があるんじゃないかと思います。

人生を変えた羊の跳躍1枚
ニュージーランドの牧場で働いているときに撮ったこの写真が評価され、2006年に新風舎出版賞最優秀賞を受賞。初の写真集『sheep island』の出版につながった。

 2カ月間働いた羊牧場で、健康チェックのために集めた羊たちを放牧場へ戻すという時に、まるで空を飛ぶように高く跳ねる姿に出会ったことも。とても驚き、夢中でシャッターを押し続けました。そんな羊たちに魅せられて、今でもいろんな牧場へ行って撮影しています。あの時の羊たちのいきいきとした姿と、引き込まれそうなほどピュアなまなざしが、“まきばカメラマン”としての道を開いてくれたと感謝しています。

【羊のおしりコレクション】

●今回お話を伺ったのは……

平林美紀(ひらばやしみき)さん
まきばカメラマン。1976年千葉県生まれ。牧場での撮影をライフワークにする写真家。作品集に『たのしいまきば』ほか。

<この記事の掲載号>

CREA 2016年5月号

これさえあれば生きていけるリスト
人生に大事なもの3つ。

定価780円

2016.04.23(土)

text=Mie Nakamura(JAM SESSION)
photographs=Miki Hirabayashi

※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

CREA 2016年5月号

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