今日の絶景

今日の絶景

台湾中部に広がる美しいヒノキの森は
日本の神社仏閣の建築にも貢献した

Magnificent View #927
阿里山国家風景区(台湾)

(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 台湾中部にある阿里山国家風景区は、標高2663メートルの大塔山をはじめ、18の高山が連なる国定公園。阿里山という名前は、かつてこの一帯に暮らしていた原住民、ツォウ族の頭目の名前に由来すると言われている。

 ここは日本との関わりも深い場所だ。日本統治時代の1906年、阿里山で発見された樹齢3000年以上の巨大なヒノキは、日本人によって神木と位置づけられ、人々の信仰を集めていた。

 また、自生する豊富なヒノキは、日本にも運ばれた。靖国神社の神門や東大寺大仏殿の垂木などに使われているヒノキは、阿里山で伐採されたものだ。

 現在は台湾きっての観光地であり、パワースポットとして人気を集める阿里山。広大なエリアには、ご来光の名所である祝山や、巨木が続く森林の遊歩道、昔ながらの街並みが残る奮起湖畔の村など、多くの見どころがある。

2016.04.14(木)

文=芹澤和美

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